ニューヨーク在住21年の日本人カメラマンが、あなただけのフォトウェディングやファミリーフォトを撮影するHiroko Photo Studio。
今回は、樹々が色づき始めたニューヨークで、フォトウェディングのご紹介です。
朝日の昇るブルックリンブリッジ、CITY HALL STATION、セントラルパークをお散歩しながら巡りました。
スレンダーラインのウェディングドレスをお召しの花嫁さまは、まるで百合のような気品のあるお姿。
お互いを見つめる瞳から大好きな気持ちがこぼれでて、ちょっぴり照れてしまうほどでした。
お二人らしい大切な時間を紡いだ、ニューヨークのフォトウェディングをご覧ください。
Hair & Makeup:Rika Shimojo
Bouquet : Adore Floral
Photographer : Hiroko Photography
好きがあふれるブルックリンブリッジ
この日のウェディングフォトは、朝日が昇るタイミングのブルックリンブリッジから始まりました。
この日の主役は、花嫁Yさまと花婿Gさま。
肌寒さを感じる11月の早朝でしたが、リラックスした笑顔を向けてくださいました。
これまで自分を信じて歩まれてきた、まっすぐで行動力のある花嫁さま。
見つめられたらとろけてしまいような甘い瞳の奥に、内に秘めた情熱を感じました。
ブルックリンブリッジは、1883年に建設された世界最大級の吊り橋。
建設した当初は、その大きさから「世界七不思議の八番目」として、ニューヨーカーを驚かせました。
建設から140年の歳月がたった現在も、マンハッタンとブルックリンを繋いでいるブルックリンブリッジ。
ワイヤー造りのフォトジェニックな外観は、ウェディングフォトとして思い出に残したい場所です。
コロナ禍で、なかなかウェディングフォトを撮れなかったお二人。
こちらのポーズをしているアバターを作って、待ち受けにされていたそうです。
イメトレがばっちりだったので、きれいにポージングしていただけました。
目の前には、マンハッタンの高層ビル群。
ブルックリン側から橋に登り、マンハッタン側へ歩きながら撮影を進めていきます。
ニューヨークで出会われ、大切に育くまれたお二人の歴史。
その証を、今日カメラに焼き付けます。
カールさせたショートのウェディングヘア。
動きのある毛先に立体感が生まれ、花嫁さまの小顔を縁取ります。
何かにつまずいたときは、ただ黙っていつも隣にいてくれる。
世界で一番自分を理解してくれる、最強のパートナーです。
花婿さまは、王道の装い。
格調高いブラックタキシードは、隣にいる花嫁さまへの尊敬の表れです。
冷静に物事を俯瞰されている花婿さま。
アクシデントが起こっても、ドンッと構えた花婿さまがいれば安心ですね。
“The eyes are the window to the soul.”
“目は口ほどにものを言う”
花嫁さまの瞳を見れば、お二人の出会いが最良のものであったことが分かります。
スレンダーラインのウェディングドレスは、花嫁さまのお母様が選んでくださいました。
華美な装飾がないからこそ、花嫁さま自身の輝きがひき立つデザイン。
百合のような、優雅なお姿です。
さすがお母様、お嬢様にお似合いのものをよくわかってらっしゃいます!
胸元のオリエンタルな模様が、華やかさをプラスしています。
花嫁さまの頭上にはガーリーなプリンセスティアラ。
シックなウェディングドレスに、きらめくティアラが相性抜群です。
これから始まるお二人の生活、希望を背負って進まれます。
厳かで特別なこの瞬間。
大好きな人と過ごす今日が、お二人にとって忘れがたい記念日となりますように…。
かつて、人生の先輩に言われたことがあります。
「自分がかわいくいられる人を選びなさい」
花婿さまと一緒にいる花嫁さまの笑顔、まぶしすぎて直視できません。
異世界が味わえるCity hall station
ブルクリンブリッジを渡りきって、マンハッタン側へ。
撮影時にはブルックリン側で橋に登りそのままブルックリン側に降りることが多いので、みんなでお散歩気分を味わえて新鮮でした。
よくいただくご質問、
「フォトウェディングでは、移動はどうするのですか?」
今回は徒歩もあったのですが、通常はUberかtaxiを使ってみんなで移動することが多いです。
Uberを利用するときの注意点やメリットは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
渡りきった先は、CITY HALL STATION。
マリッジライセンスを提出する市庁舎が近くにある、ニューヨーカーの生活に直結した駅です。
こちらの駅、造りがとってもユニークなんです。
建物を支える柱がアーチ状の天井でつながっていて、迷宮に迷い込んだかのような不思議な感覚に。
明るい気持ちにさせていただける、どこにいても楽しそうなお二人。
お二人の未来は、光の差す方向に導かれます。
紅葉のTHE mallがお出迎え
マンハッタンの中心、セントラルパークにやってきました。
お二人を歓迎する、色づき始めた並木道。
どの季節に来ても、四季折々の良さを感じられるセントラルパーク。
秋のセントラルパークは、少しだけ切なさが漂う大好きな空間です。
純白のキャスケード風ブーケがなびくベセスダテラス
並木道を進んで、ベセスダテラスにやってきました。
聖書の、ヨハネによる福音書に出てくる言葉から「ベセスダ」と名付けられたそうです。
この感動的な瞬間が、お二人のアルバムに刻まれますように…。
さわやかな秋の朝を彩る光に、魅せられた一枚。
ここで、ウェディングフォトのポージングのコツをひとつ。
花嫁さまのようなすっきりとした二の腕で写真を残したい方は、腕は常にふわっと浮き気味にしましょう。
脇を締めると、せっかくのきれいな二の腕がつぶされてしまうのです。
偶然にも、別のフォトグラファーのワークショップが開催中。
許可をいただいて、ゴージャスなフラワーアートを使わせていただきました。
壁画と同じくすみカラーの装花で、教会のよう。
ウェディングドレスに添える、純白のキャスケードブーケ。
白一色の中にバラやカラーなど異なる種類の花が使われ、絶妙な存在感を添えています。
日本の花嫁さまに人気のキャスケードブーケ。
縦に流れるラインがゴージャスで、クラシックな気品を感じさせます。
環境保全意識の高いニューヨークでは、ブーケの土台にプラスチックを使うキャスケードブーケより、クラッチブーケの方が主流です。
今回のブーケは、ニューヨークらしい土台を使わないキャスケード風クラッチブーケ。
Adore Floralのフローリストさんが、工夫してくださいました。
ベールをかぶっても、あふれ出る幸せオーラが隠しきれません。
回廊内の静かな空間に、二人だけの世界が広がります。
ずっと見つめていたい、心穏やかにほほ笑まれる花嫁さまの表情。
ヘアスタイルや眼鏡などで、抜け感のあるコーディネートがお得意な花婿さまです。
回廊上の大階段には、花や果物の細かい彫刻が施されており荘厳な雰囲気が漂います。
手を添えて、歩調を合わせる。
ゆっくりと流れる時間に身を任せましょう。
ベセスダ噴水は、水の音に誘われたニューヨーカーが集まる憩いの場。
目を閉じて、二人だけの世界に思いを寄せます。
お二人だけの隠れ家のようなTHE LAKE
紅葉が湖の水面に映るThe Lakeにやってきました。
この三日後に、ニューヨークマラソンを走られたタフな花婿さま。
花嫁さまも沿道で応援されました。
スタテンアイランドからスタートし、ゴールのセントラルパークまでニューヨークを網羅して走るワンウェイルート。
今年は、日本から参加した大迫傑選手も5位に入賞されました。
お二人だけの隠れ家を、こっそりカメラに収めます。
秘密の小道で、誓いのキスを…♥
ベールが絡まって笑いあうお二人。
何でもない日常の風景も大切にしたい一瞬です。
世界中のビートルズファンが集まるストロベリー・フィールズにやってきました。
‘‘Love is like a flower – you’ve got to let it grow.‘‘
‘‘愛とは、花のようなもの。育てなければいけないんだ‘‘
ジョン・レノンの言葉です。
ピカピカの指輪も少しずつ傷がついて、それが味になっていきます。
お二人らしい結婚生活を楽しんでくださいね。
改めまして、ご結婚おめでとうございます。
結びに…
初秋のニューヨークをお二人と歩いた、ウェディングフォトが結びを迎えました。
一緒にいられることが何よりも嬉しい、そんな気持ちがあふれ出るお二人。
人生の門出をカタチに残すお手伝いができて、幸せな一日となりました。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
Hiroko Photo Studioでは、
ウェディング、ファミリーフォト、ロケーション七五三フォト、出張ニューボーン、マタニティフォトなどをご提供しております。
お問い合わせは、Hiroko@hirokophotography.com
までお気軽にお問い合わせください。