前撮りのヘアメイクの選び方に、「絶対にこれがベスト!」という答えはありません。
セルフで十分きれいに仕上がる方もいれば、プロにお願いしたことで、当日をずっと安心して過ごせる方もいます。
ただひとつ言えるのは、「セルフか、プロか」をなんとなく決めるのではなく、自分の撮影スタイルにとって、どちらが後悔のない選択かを見極めること。
この記事では、セルフとプロそれぞれのメリット・デメリットを整理しながら、前撮りを控える花嫁さまから多くいただく質問に答えていきます。
前撮りヘアメイクを選ぶ際に、参考にしてください。
Photographer : Hiroko
- QUESTION1:前撮りヘアメイクはセルフ?プロ?どちらが良い?ANSWER:プロが安心。セルフなら、向いているスタイルを選ぶと失敗が少ないです。
- QUESTION2:プロのヘアメイクさんはどうやって探せばいいですか?ANSWER:まずは、フォトグラファーに聞いてみてください。そして、大事なのは、‘‘伝え方‘‘。
- QUESTION3:ニューヨークの前撮りにおけるヘアメイクの相場は?ANSWER:ヘアメイク両方で、$450〜$750。
- QUESTION4:セルフでヘアメイクする際のコツはありますか?ANSWER:ヘアは、ダウンスタイル。メイクは、眉とチークはナチュラルに、目元・口元はしっかり。
- まとめ
QUESTION1:前撮りヘアメイクはセルフ?プロ?どちらが良い?ANSWER:プロが安心。セルフなら、向いているスタイルを選ぶと失敗が少ないです。

前撮りヘアメイクで大切なのは『撮影のあいだ、その仕上がりを保てるか』どうか。
朝、鏡の前ではきれいに仕上がっていても、屋外での撮影では、風・湿気・移動・時間の経過などで
思っている以上に崩れやすくなります。
前撮りのヘアメイクは、“作る技術”だけではなく、“保つ技術”も必要なんです。
と考えると、プロにお願いすることが、やはり安心。
「でも、予算が…」
「ヘアメイクさんを探している時間がなくて…」
そうしたお気持ちも、よくわかります。
そのような方に、セルフでヘアメイクしても、成功しやすいケースを紹介します。
セルフが向いているケース
セルフでもうまくセットしやすいのは、こんなケースです。
- ダウンスタイルなど、比較的シンプルなヘアを希望している
- 自分で巻き髪や固定がある程度できる
- ショートヘアやボブで、大きなアレンジが不要
- ナチュラルな雰囲気の撮影を希望している
- メイクも普段から比較的得意なほう
実際に、私が撮影している花嫁さまの中でも、ヘアは1〜2割くらい、メイクは3割くらいの方がセルフで準備されています。
特にショートやボブの方、または“作り込みすぎない自然な雰囲気”を大切にしたい方は、セルフのほうがしっくりくることもあります。
プロをおすすめしたいケース
一方で、以下のような場合は、プロにお願いしたほうが安心です。
- アップスタイルを希望している
- 崩れやすい季節・場所で撮影する
- 風や湿気の影響を受けやすいロケーション
- 普段あまりメイクをしない
- 「当日、自分で直せる自信がない」と感じている
特に前撮りは、“可愛いかどうか”だけでなく、“写真でどう見えるか”がとても大切です。
だからこそ、「自分でできるからセルフ」ではなく、「その日の撮影に合っているか」を考慮に入れて、選んでみてください。
QUESTION2:プロのヘアメイクさんはどうやって探せばいいですか?ANSWER:まずは、フォトグラファーに聞いてみてください。そして、大事なのは、‘‘伝え方‘‘。

プロに依頼する場合、「誰にお願いするか」は、もちろん重要です。
フォトグラファーに、紹介してもらえるヘアメイクさんがいるのかどうか、まずは聞いてみるのがいいかもしれません。
でも、どなたに依頼するかどうかより仕上がりを左右するのが、事前の共有方法です。
例えば、同じ“ナチュラル”でも、人によってイメージしているものはかなり違います。
「うまく伝えられるかどうか」が、前撮りヘアメイクではとても大切です。
ヘアメイクさんの探し方
まず、ヘアメイクさんを検索する前に、自分の好きなヘアスタイルを集めてみてください。
InstagramやPinterestなどで、画像を検索し、気になったものを片っぱしから保存しましょう。
そのあとは、その画像を見返して、
- こういう前髪が好き
- この後れ毛の感じが好き
- このツヤ感が好き
- この抜け感が理想
というふうに、“全体の雰囲気”だけでなく、“どこが好きか”を言葉にしておくと、自分の好みが明確になってきます。
自分の理想とするスタイルが見えてきたら、ヘアメイクさんを探してみましょう。
- 口コミやSNSで好みの作品をアップされている方を探す
- 撮影場所から検索して、慣れているヘアメイクさんを探す
- フォトグラファーから紹介してもらう
などの方法が現実的ですが、個人的には、フォトグラファーから紹介された方は失敗が少ないと思います。
なぜなら、撮影する場所や光の条件、風の強さ、移動の流れまで把握しているので、“その日の撮影に合った仕上がり”を想定しやすいからです。
また、フォトグラファーと相性のいいヘアメイクさんは、花嫁さまの好みや仕上がりの方向性も近いことが多く、安心感があります。
オーダーでは「どこが好きか」を伝える
ヘアメイクをお願いするとき、理想の画像を送る方は多いと思います。
でも、実はそれだけでは少し不安が残るんです。
大切なのは、「この画像のどこが好きなのか」まで伝えること。
たとえば、
- 前髪がななめに流れているところ
- 顔まわりのカールの毛束感
- ふわっとしていてきっちりまとめすぎていないところ
- 頬にツヤ感のあるところ
- 眉毛の形が自然なところ
- タイトにまとまっていて大人っぽいところ
この一言があるだけで、ヘアメイクさんとイメージを具体的に共有しやすくなります。
もしスケジュールやご予算が合えば、リハーサルメイク(事前のテスト)も有効。
当日は、時間的にも気持ち的にも落ち着いて考えることは難しくなります。
あらかじめ、ヘアメイクさんとどれだけイメージを共有できるかが、前撮りヘアメイクの鍵です。
QUESTION3:ニューヨークの前撮りにおけるヘアメイクの相場は?ANSWER:ヘアメイク両方で、$450〜$750。

ニューヨークで前撮りヘアメイクをプロに依頼する場合、現実的な価格帯としては、ヘアメイク両方で $450〜$750が相場 です。
前撮りは、衣装や撮影費、移動費なども重なるので、「どこまでかけるべきか」は悩みどころ。
ただ、ここで大切なのは、“安くする方法”を探すことではなく、“何を優先するか”。
価格だけを見ると高く感じるかもしれませんが、実際にはその中に、
- 写真うつりを意識したメイク
- 崩れにくいスタイリング
- 天候やロケーションを踏まえた調整
- 当日までの事前共有
といった、‘‘撮影の間、理想の花嫁姿を保つための技術‘‘が含まれています。
コストを抑えるなら、削っていいものと削らないものを分ける
予算を調整したい場合、ヘアだけセルフにして、メイクはプロに依頼するのも一つの方法。
個人的には、ヘアはセルフでも成立しやすい反面、メイクはプロの力が出やすいと感じています。
特に写真では、肌の質感や目元・口元の見え方が印象に直結するので、「メイクだけお願いする」という選び方も、合理的です。
あとは、ヘアメイクさんに撮影の同行をお願いしない、という選択もあります。
撮影の同行をお願いすると、1時間$50~の追加料金がかかります。
同行してもらうと、ヘアメイクのお直しをすぐに対応可能。
人気のブルックリン橋など強風のロケーションをお選びになっても、きれいな状態を維持しやすいです。
撮影途中のヘアメイクチェンジも気軽に挑戦できるので、前撮りの幅もぐっと広がります。
こちらの記事では、ヘアチェンジの方法を紹介しております。参考になさってください。
予算を削りたい場合は、ヘアメイクさんの同行をお願いしない代わりに、ちょっとした持ち物を持参して崩れ対策をするのがおすすめ。
- ヘアピン→ヘアのお直し用
- ミニサイズのヘアスプレー→ヘアが風で崩れた時のキープ用
- 小さなハサミ→長い髪が数本、顔にかかって邪魔になってしまっているとき
- 綿棒→マスカラのだまやメイク汚れを取る
また、ヘアメイクのリハーサルを省略することも、コストを抑えるためには有効。
その代わり、イメージの共有が具体的にできるように、事前に画像と言葉で希望のスタイルを伝えましょう。
削っていいもの
- ヘアだけセルフにする
- 撮影同行をつけない
- リハーサルを省略する
削らないほうがいいもの
- メイク
- 崩れ対策
- 事前のイメージ共有
QUESTION4:セルフでヘアメイクする際のコツはありますか?ANSWER:ヘアは、ダウンスタイル。メイクは、眉とチークはナチュラルに、目元・口元はしっかり。

セルフでヘアアレンジする場合は、ダウンスタイルがおすすめです。
メイクは、眉とチークはナチュラルに、目元・口元はしっかり目に仕上げましょう。
セルフヘアのおすすめと注意点
ダウンスタイルは、しっかりコテで巻いて、カールスプレーでホールド。
ブルックリン橋など風にさらされやすいロケーションでも、逆にそれを利用してヘアが風になびく様子が素敵に仕上がり、セルフでも失敗しにくいです。
一方で、アップスタイルはプロとの差が出やすいスタイル。
後頭部の丸みと高さのバランス、左右の整い方、顔周りとのつながりなど、プロと素人の技術の違いが写真を通して顕著に表れます。
過去には、セルフヘアメイクの講座を受講して技術を学び、前撮り当日はセルフでアップヘアにされた卒花さまもいらっしゃいました。
自己流より数段レベルアップが期待できますので、ご興味のある方はお近くの教室を検索されるといいかもしれません。
セルフメイクの注意点
目元と口元は、普段よりも華やかに仕上げるのがおすすめ。
写真は、肉眼で見るよりも陰影や色が目立ちにくくなるので、ちょっと濃いかな?と思うくらいでちょうどよい場合が多いです。
その一方、チークは控えめなくらいのほうが上品にまとまりやすい印象。
チークは入れ方や色味により、写真で見たときに浮いて見えることがあるのです。
眉は、流行に左右されずにタイムレスな雰囲気に。
顔の額縁である眉毛にトレンドを出しすぎると、何十年後に見返したときに時代感が出てしまいます。
まつエクも、つけすぎにはご注意を。
晴れた屋外撮影では、目の下に影が出やすいことがあります。
こちらの記事は、前撮りにおけるまつエクのオーダーの具体例です。参考になさってください。
つけまつげは、 撮影中に剥がれやすいことが難点。
気になって集中できなくなってしまう花嫁さまが、過去にいらっしゃいました。
まつ毛パーマ+マスカラが、一番失敗が少ない選択かもしれません。
まとめ

- 大切なのは『撮影のあいだ、その仕上がりを保てるか』
- 仕上がりを左右するのが、事前の共有の方法
- ヘアメイク両方で $450〜$750がニューヨークの相場
- ヘアだけセルフ、撮影同行をつけない、リハーサルメイクを省略で、コストを抑えられる
- セルフでヘアアレンジする場合は、ダウンスタイルがおすすめ
- セルフメイクは、眉とチークはナチュラルに、目元・口元はしっかり目に
前撮りのヘアメイクを、セルフにするかプロにお願いするかは、思い描くウェディング姿に近づけるための一つの選択。
ご自身にぴったりな方法を見つけ、後悔のない前撮りを残されることを願っております。
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Hiroko Photography is a New York-based team led by Japanese photographer Hiroko, specializing in emotional and story-driven pre-wedding and engagement sessions.
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