ニューヨークでウェディングや家族写真を撮影しているHiroko Photo Studio。
今回は、ニューヨークのSOHOに、ご家族・ご友人が集まった盛大なウェディングのご紹介です。
明るく穏やかなお二人を囲むゲストの皆様との絆に、心が温かくなりました。
ハイセンスなお二人の、洗練されたウェディングドレス・装花・会場コーディネートは必見です。
Hair&makeup : Ritsuko
Dress : AMSALE
Venue : NOMO SOHO
Planning : Blossom Events
Video : NST pictures
Florist : Designs By Ahn
DJ & Photobooth : Steve at Stem Productions
Cake : SOMA CAKES NYC
Rentals : Broadway Rentals
Late-Night Food Vendor : Auntie Ann’s
Photographer : Hiroko Photography
ブライズメイドと挙式前の準備ショット
今回のウェディングは、ニューヨークのSOHOに位置するブティックホテル「NOMO SOHO」で執り行われました。
SOHOはアートとファッションの代名詞であり、また歴史的建築が楽しめる趣深いエリアです。
ちなみに、SOHOとは「South of Houston Street(ハウストン通りの南)」の略なんです。
私たちフォトグラファーチームは13:00に到着しました。
朝からご準備されていた花嫁さまと合流し、準備風景の記録に入ります。
3年前にエンゲージメントフォトを撮らせていただいたお二人。
その後、ウェディングのご依頼もいただいていたのですが、コロナにより2度も延期になってしまいました。
今回は3度目の正直。
ついにウェディングドレス姿の花嫁さまを見ることができて、嬉しさがこみ上げました。
3か国語をあやつる才女でありながら、明るくフレンドリーなお人柄の花嫁Rさま。
ファッショナブルな花嫁さまのウェディングコーディネートはさすがの一言です。
ミニマムにまとめたシニョンヘア。
つやつやの黒髪を活かしたアーバンなスタイルが、花嫁さまによくお似合いです。
ヘアをシンプルにまとめたことで、お顔まわりで揺れるピアスが印象に残ります。
花嫁さまがウェディングドレスをまとう前、パジャマ姿でも撮影をしました!
花嫁さまの大切な仲間、ブライズメイドの皆様とミニチュアシュナウザーのオリーブちゃん。
大好きな人たちが集まる空間で、挙式前のブレイクタイム。
スリッパもお揃いでコーディネートされました。
忘れがたい思い出の品になりますね。
ペーパーアイテムも花嫁さまのセンスがきらりと光ります。
オリーブちゃんも登場していますね。
サムシングブルーに選ばれたウェディングシューズ。
青は聖母マリア様を象徴し、花嫁さまの清らかさを意味する色です。
花嫁さまの隠れる場所に青いものを身に付けると、縁起が良いとされています。
花婿Pさまの準備も完了しました。
イタリア人の花婿さまは、落ち着いていて穏やかな方。
花嫁さまをそっと包む、包容力にあふれます。
洗練されたブラックで統一された花婿さま。
ハイセンスな着こなしに脱帽です。
待ち焦がれたウェディング姿の花嫁さまとのファーストミート
マンハッタンの高層ビル群が眼下に望めるルーフトップバルコニーで、ウェディングドレス姿の花嫁さまと初対面シーン。
日本では「ファーストミート」として知られるイベントですが、本家アメリカでは「First look(ファーストルック)」と呼ばれます。
学生時代に知り合われたお二人。
国際結婚ということもあり、交際期間には長い遠距離恋愛も経験されました。
「やっとこの日を迎えられた」
特別な輝きをまとう花嫁さまと対面した花婿さまの、言葉にならない想いが表情からこぼれます。
ホテル内の一角でサムシングブルーショット。
お二人が並ぶこの姿、見られることをずっと待っていました!
延期になってしまった分、この善き日を迎えられた喜びもひとしおです。
こちらは、お二人の大切なバディ・オリーブちゃん。
人間で言うと3歳の元気いっぱいの女の子です。
オリーブちゃんも、花嫁さま手作りの花輪でドレスアップしています♪
こちらのNOMO SOHOはふわふわな仲間たちも歓迎されるホテル。
オリーブちゃんは大切な我が子。
結婚式にもたびたび登場し、お二人やゲストの皆様を和ませてくれました。
SOHOは、建物の外壁にはしごが付いているカースト・アイアン建築が特徴的で、歴史保存地域になっています。
石畳も、情緒と風情を感じさせます。
オリーブちゃんもパパとママと一緒にお散歩出来て嬉しそう♪
今日のパパとママ、いつもと違うなあ。
なんだかとっても嬉しそうだワン!
花嫁さまのお選びになったウェディングドレスは、モダンでソフトなマーメイドライン。
シックで高級感あふれる生地の質感が、花嫁さまの気品をより際立たせます。
スパゲッティストラップがアクセントとなった、旬のスタイル。
ドレスはニューヨーク発のウェディングブランド、AMSALEのもの。
世界中の花嫁が注目する、トレンドの最先端です。
海外ウェディングでのドレス選びに迷ったら、こちらの記事を参考にしてくださいね。
花嫁さまのアクセサリーであるウェディングブーケは、ラナンキュラスやワイルドフラワーが揺れるくすみカラー。
ナチュラルで柔らかなムードを、ドレスコーディネートに添えています。
ブライズメイド・グルームズマンと歩く石畳のSOHO
お二人をサポートするブライズメイド・グルームズマンが揃いました。
これから始まる挙式に心躍る様子が伝わってきます。
ブライズメイド・グルームズマンといえばおそろいの衣装ですよね。
結婚するカップルを妬む悪魔の目を惑わすために、友人が花婿・花嫁に似た衣装を着て悪魔から守ったという中世ヨーロッパの伝説が起源とされています。
ブラックコーデに身を包むご一行が歩く姿は、映画のワンシーンさながらです。
ウェディングのテーマカラーは「ボルドー&グリーン」。
ボルドーの衣装で統一されたブライズメイドの皆様、あでやかなお姿に目を惹きつけられます。
友人代表は、花婿さまの妹さん。
家族であり、親友って心強いですね。
日本の花嫁さまのご友人にも、ブライズメイドを務めていただきました。
それぞれが持つブーケをつなげても、一つのアレンジメントのように楽しめます。
最良の伴侶を得た、友の幸福に喜び祝福する。
SATCのような、ファッショナブルなブライズメイドに囲まれて、ついに挙式が始まります。
家族に囲まれた結婚式で誓う永遠の愛
17時30分、挙式がはじまりました。
花婿さまは、大変かわいがられたおばあさまと一緒に入場されました。
とても仲良しな花婿さまのご家族、新たな家族が加わることに喜びでいっぱいのご様子。
お父様とバージンロードを歩む、満面の笑みをうかべた花嫁さま。
花嫁さまのご両親は1週間前からニューヨークにお越しになり、観光も楽しまれたそうです。
指輪は、お二人の結びつきを形にしたもの。
そして、家族の歴史も結びつけます。
この広い世界で、いつだって一番の味方になってくれる人に出会えたことは奇跡。
誓いのキス、そして歓喜の拍手。
カメラ越しに見ていても、この瞬間にはいつも胸が震えます。
挙式が結びを迎え、晴れて結ばれたお二人。
足取り軽やかに未来へと進んでいきます。
ブーケを含む装花は、ニューヨークで人気のフローリスト「Designs by Ahn」が担当されました。
他では見られない独創的なデザインで、圧巻です。
笑顔にあふれたNoMo SOHOでの披露宴
挙式が終了し、1時間ほどのカクテルアワーが始まりました。
「Olive`s Bar」の開店です。
オリーブちゃんにちなんだオリジナルカクテルを、お二人で考案されました。
披露宴までの間、ゲストがカクテルや軽食でリラックスできるカクテルアワー。
一般的に、挙式から披露宴まで3時間ほどしかない日本の結婚式では、カクテルアワーの時間を設けることはなかなか難しいですよね。
ゲストとの団欒の時間がたっぷり取れるアメリカンウェディング。
家族やお友達との絆がさらに深くなりますね。
オリーブちゃんもお利口さんに参加してます。
会場の装飾にも、花嫁さまのセンスがいかんなく発揮されています。
晩餐会のような温かみと気品にあふれるテーブルコーディネート。
頭上のシャンデリアとグリーンが、ゴージャスな空間を演出しています。
メニュー表も、すべて特別仕様。
19時になり、披露宴の開幕です。
無事挙式を挙げられた解放感で、リラックスした表情のお二人が入場されました。
ピアスとヘッドアクセサリーを変えられて、軽やかなコーディネートになった花嫁さま。
ブライズメイドを代表して、花婿さまの妹さんがスピーチ。
一生懸命勉強して、日本語でスピーチしてくださいました。
誠実なお気持ちに胸が熱くなります。
グルームズマンを代表するベストマンは花婿さまの幼馴染。
ユーモアに富んだスピーチで、会場が盛り上がります。
愛と笑顔にあふれたお二人のスピーチ。
披露宴会場となったレストランNOMO Kitchen。 地中海料理にインスピレーションを受けた独創的なアメリカ料理に舌鼓を打ちます。
NOMO Kitchen内のポップなアートの前でパチリ。
ウェディングケーキはニューヨークのパティスリー「SOMA CAKES NYC」より。
ケーキデザイナー兼オーナーのひろえさんが作られたケーキ。
ニューヨークで活躍する日本人女性の存在は頼もしいですね。
ケーキトッパーにもオリーブちゃんが。
たくさんご飯食べて大きくなったワン!
結婚式の定番、ファーストバイト。
「一生食べるものに苦労させない」「おいしい食事を用意する」という意味が込められています。
楽しい時間は、あっという間。
なごやかな雰囲気のうちに披露宴が無事お開きとなり、お楽しみのダンスパーティへ移ります。
この瞬間を心から楽しむウェディングダンスパーティー
会場「Nina‘s」に移動してダンスパーティのスタートです。
パーティは、花婿さまとお母様のダンスで始まりました。
腕におさまるほど小さかった我が子が、すてきな花嫁さまを連れてきてくれた喜びと一抹の寂しさが胸をよぎります。
出会った日から今日まで、花嫁さまへの愛の大きさが更新し続けている花婿さま。
こんな嬉しい日はおいしいお酒が進みます。
おばあ様も夜遅くまで楽しまれていました。
大好きな人達と共有するこの貴い時間。
永遠に続けばいいと願う夜。
パパと息子も、この夜を胸に刻みます。
ともに、今を全力で楽しむベストカップル。
お二人の歴史の証人となってくれたご友人たち。
困ったときは助け合い、笑いあい、ときには羽目を外して、ずっとつながっていてくださいね。
ダンス後の夜食にぴったりなプレッツェルは、お二人のお気に入りのドラマ「The Office」にちなみ用意されました。
ダンスパーティはその後深夜0時まで続きましたが、フォトグラファーチームはこの時間で解散となりました。
本音を言えば、私も最後まで残っていたかったなぁ。なんて。笑。
結びに…
エンゲージメントフォトからご縁をいただいたお二人の、ニューヨークSOHOでのウェディングが結びを迎えました。
細部にまでこだわりがつまった洗練された結婚式。 お二人とご家族・ご友人・オリーブちゃんの絆で心が温かくなりました。
お二人とご家族にとって、一生の一度の大切な一日を形に残すお手伝いをさせていただきありがとうございました。
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