ニューヨーク在住の日本人カメラマンが、あなただけのウェディングフォトやファミリーフォトを撮影するHiroko Photo Studio。
今回は、過ごしやすい季節がやってきたニューヨークで、ウェディングフォトのご紹介です。
まずは、早朝から昼にかけて、ブルックリンブリッジ、セントラルパーク、タイムズスクエアを巡りました。
その後、一度休憩をはさんでから、DUMBOエリアで夜景ショット。
一緒にいると、楽しさが二倍にも三倍にもなるお二人。
ニューヨークを笑顔でいっぱいにしたウェディングフォト、どうぞご覧ください。
Photographer : Hiroko
上品なウェディングドレスでブルックリンブリッジ
早朝の静かなブルックリンブリッジで、この日のウェディングフォトは始まりました。
主役は、花嫁Cさまと花婿Aさま。
ニューヨークのご旅行で、ウェディングフォトをご依頼いただきました。
見ているだけで、幸せをもたらすウェディング姿。
構築的なデザインのAラインドレス。
上品でありながら斬新さも感じるデザインです。
ウェディングヘアは、細かいカールのポニーテール。
ブルックリンブリッジの風に流れる、躍動的なスタイルです。
10月は、ニューヨークのベストシーズンのひとつ。
長袖一枚でお出かけできる貴重な季節です。
モコモコと着こまなくてもすむこの時期を、ニューヨーカーは心待ちにして、短い秋を満喫します。
ブルックリンブリッジは二層構造。
上層は歩行者や自転車、下層は片側三車線の車道となっています。
歩道と車道が完全分離しているため、お散歩も快適。
足元は、木製の板が並ぶボードウォークになっています。
コンクリートとは違うどこかなつかしい感触を踏みしめながら、ウォーキングを楽しんでみてください。
お二人の笑い声が響くベセスダテラス
ブルックリンブリッジをあとにして、セントラルパークにやってきました。
会話の引き出しが多いお二人。
ウェディングフォトの最中も、話題が尽きません。
お二人ともポージングを楽しんでくださいました。
こんなお茶目なポーズも記念にパチリ。
すっきりとしたバックスタイルは、ロングリボンでフェミニンに。
花嫁さまの優雅なソロショット。
あら、後ろで見とれているのは誰?
そのままの花嫁さまも十分に素敵ですが、やっぱりウェディングドレス姿は格別です。
目に焼き付けましょ!
ハリのある生地がティアードになっていて、立体感を感じさせるデザイン。
折り重なる折り紙のような精巧さを連想したのは、私だけでしょうか?
ふと気が付くと、花嫁さまを笑わせてらっしゃる花婿さま。
理想の結婚相手の条件に挙げる方の多い、「笑いのツボが合う」こと。
お二人を見ていると、
「確かに、それって重要なことかも」
と納得してしまいます。
毎日楽しい会話で時間をお過ごしになっていることが想像できます。
ベセスダテラスの大階段に、ベールがふわり。
Behind the scenes…
アシスタントが、ちょうどよく風になびくベールを演出してくれています。
今回のアシスタントは、大学時代からの親友ジュリー。
ウェディングフォトの際、通常アシスタントは1名ついてもらいます。
ベールのほかにも、花嫁さまの靴の履き替えや、ドレスの裾直し、撮影中フォトグラファーが人にぶつからないように見てもらったり。
アシスタントと阿吽の呼吸で、ウェディングフォトが円滑に進むように努めています。
アーケードから出ると、目の前の噴水広場。
高さ8m幅29mと、ニューヨークの中でも最大級の大きさです。
撮影中現れた、幸せの青い鳥。
お二人にたくさんのハッピーが舞い降ります様に。
ボウブリッジで純白の花嫁さま
ベセスダテラスから、ボウブリッジに場所を移します。
白い橋に純白の花嫁さま。
背景には、紅葉がはじまった樹々がのぞいています。
支え合って歩く、これからの未来。
‘‘We know from daily life that we exist for other people first of all, for whose smiles and well-being our own happiness depends.”
‘‘誰かの元気な笑顔のために自分が生きていることを、私たちは知っている。
それは自分の幸福を支えてくれている‘‘
-アルバート・アインシュタイン-
明るく日々を送ろうとすることは、決して簡単なことではありません。
つい気を抜くと、不機嫌な自分に支配されてしまうこともしばしば。
日常に楽しさを見つけること、それを共有して、笑い合って年を取っていくこと。
そこに価値を見出せるって素敵なことですね。
そんなことをお二人から学ばせていただきました。
花婿さまのスーツは、デニム生地。
かしこまりすぎず、花婿さまらしい肩の力が抜けたウェディングスタイルです。
話し上手なだけでなく聞き上手でもある花婿さま。
子供のころから、まわりに人が集まるムードメーカーだったことが想像できます。
セントラルパークのラストは、ストロベリーフィールズ。
世界中からジョン・レノンのファンが集まり、IMAGINEのモニュメントに花を捧げています。
訪れたいポイントが目白押しのセントラルパーク。
でも、とてつもなく広いし、どのように撮影ポイントを探せばいいか悩んでしまう方も多いようです。
そのような方は、こちらの記事をぜひ参考になさってください。
セントラルパークの撮影スポットを探す、効率の良い方法をお教えします☆
タイムズスクエアで全力ポージング
次のロケーションは、世界のど真ん中、と言っても過言ではない場所。
タイムズスクエアにやってきました。
人を楽しませる才能があるお二人。
観光客も、思わずカメラに収めたくなるお姿です。
ここで、リラックスしていただくため、
「夜通し遊んで疲れた~って雰囲気で歩いてきてくれますか?」
とお願いしてみました。
「わかりました!」
と、ネクタイを緩め、ジャケットもはだけさせ、千鳥足の花婿さま。
思った以上に熱演してくれました。
「恥ずかしいよ~」
という花嫁さまを、
「やりきったれ!女優やで!」
と、鼓舞する花婿さま。
最後には、決めのポージングまで。
もう、最高すぎます。
笑って、フォーカスがブレないようにするのが大変でした。
お二人からタイムズスクエアに広がる、ほっこりした空間。
平和ってこういうことなんじゃないかな~。
なんて、しみじみ思ってしまいました。
タイムズスクエアに出店しているフードトラック。
侮るなかれ、このホットドッグ、かなりおいしいんです。
召し上がっていただいたところ、想像以上においしかったようで、驚きの表情の花嫁さま。
花婿さまもパクリ。
花婿さまも、
「めっちゃおいしいやん」
のリアルな表情。
このポーズをやってくれるノリの良さ、大好きです♡
二階建てバス、イエローキャブが参加してくれた横断歩道ショット。
後ろの女の子が、
「大人もおんぶするんだね」
とでも言いたげに、見つめていました。
気が付くと、隣はミニーちゃんへの変身中!?
一緒に写真を撮るとチップを請求されるので、お気を付けください。
ここで、一度ホテルに戻られたお二人。
日の入りの撮影再開まで、休憩です。
DUMBOエリアでChillな夜景ショット
日が暮れ、ニューヨークが夜の顔を見せてくれました。
DUMBOエリアで撮影再開。
イーストリバーを挟んだマンハッタンの夜景が、圧巻。
きらびやかなナイトビューを背景に、ロマンティックなムードを満喫します。
真夜中の遊園地に忍び込んだ、プリンセスとプリンス。
ブルックリンブリッジパークから見える夜景は、なぜか心に落ち着きを与えてくれます。
仕事が終わって帰路に着く時のような、CHILLな空気感。
休憩中に、セルフでヘアスタイルをアレンジしてくださいました。
キラキラ光るヘッドドレスとイヤリングが、夜景とリンク。
花嫁さまのお言葉は、すっと心に寄り添ってくれるんです。
きっと、花嫁さまの思いやりに勇気づけられた方は多いのではないでしょうか。
花嫁さまの横顔を見つめる花婿さまの瞳がとっても優しくて、愛を感じました。
私の兄が、日本でやっている焼き鳥屋さんに食べに行ってくださったお二人。
兄の店にまで行ってくださり、このご縁を大切にしてくださること心から感謝申し上げます。
どんな苦難が待っていても、あなたといれば大丈夫。
そんな固いつながりに、胸が熱くなりました。
結びに…
朝から夜まで、ニューヨークの風景を堪能したウェディングフォトが結びを迎えました。
‘‘Fortune comes in at the merry gate.‘‘
笑う門には福来る。
お二人を見習って、少しずつでも笑顔の輪を広げたいものです。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
Hiroko Photo Studioでは、
ウェディング、ファミリーフォト、ロケーション七五三フォト、出張ニューボーン、マタニティフォトなどをご提供しております。
お問い合わせは、Hiroko@hirokophotography.com
までお気軽にお問い合わせください。