ニューヨーク在住の日本人カメラマンが、あなただけのウェディングフォトやファミリーフォトを撮影するHiroko Photo Studio。
今回は、感謝祭を直前に控えた11月後半のニューヨークで、ウェディングフォトのご紹介です。
タイムズスクエアの夜景ショットから始まり、RADIO CITY MUSIC HALL、ブルックリンブリッジを巡りました。
ポニーテールがキュートな花嫁さま。
スタイリッシュなお二人とニューヨークの街並みを記録したウェディングフォト、どうぞご覧ください。
Hair & Makeup:Hiroko Sacripante
Bouquet : Kumi Asari
Photographer : Hiroko Photography
ネオンのタイムズスクエアと純白のドレス
夜明け前の午前4:30、タイムズスクエアでこの日のウェディングフォトが始まりました。
眩しいほど輝いている、主役の花嫁Kさま。
オレンジの差し色に個性を感じる、花婿Tさまです。
日本からお越しのお二人。
大好きなニューヨークを、ウェディングフォトのロケーションとしてお選びくださいました。
星条旗ネオンの向かい側にあるハードロックカフェ。
ジョン・レノンやジミ・ヘンドリックスなど、ニューヨークにゆかりのあるアーティストの記念品が飾られています。
大学の同級生のお二人。
出会いは、教室で偶然隣の席に座ったことだそうです。
花嫁さまが隣に現れたら、声かけずにはいられない気持ちわかります。
ビートルズのアルバム「Abbey Road」のような、横断歩道ショット。
世界一有名なスポットで、非日常の体験を楽しみましょう。
タイムズスクエアにある銅像のうちの一つは、ジョージ・M・コーハン像。
「ブロードウェイミュージカルの父」
と、呼ばれた作曲家・俳優です。
今もタイムズスクエアにそびえたち、エンターテイメントの発展を見守っています。
今日はお二人にとって、人生で一度のハレの日。
キラキラの世界に負けない、純白のウェディングドレス姿。
隣の席に座ったあの日から。
気が付いたらずっと一緒にいて、
気が付いたら恋人になっていて、
気が付いたら夫婦になっていた。
こうなることが決まっていたかのような、お二人の運命。
世界中の刺激的なものを集めたみたいな、タイムズスクエア。
闇を明るくする無数のネオンサインに魅せられました。
クリーンなデザインの地下鉄の駅に寄り道
お二人のモードな雰囲気と、無駄のない整然とした空間がマッチするのではないかと思い立ち、
急きょ近くの地下鉄の駅に足を運びました。
二人でいる時の自分が好き。
パートナーを尊重することはもちろん大切です。
でも、そのためにも、自分を一番大切にしてほしい。
そんな自立した関係性が、お二人の間には築かれていました。
RADIO CITY MUSIC HALLのホリデーイルミネーション
タイムズスクエアから、徒歩圏内にあるRADIO CITY MUSIC HALLへ。
常に笑顔を忘れない花嫁さま。
そのほほえみは、まわりへの配慮と思いやりの表れです。
撮影の日は、感謝祭直前。
ニューヨークの街並みには、ホリデーシーズンのイルミネーションがきらめき始めていました。
こちらの記事も、クリスマスオーナメントと一緒に記録したウェディングフォトです。
日本ではなじみの少ない、感謝祭。
Thanksgiving (サンクスギビング) とも呼ばれ、もともとは収穫を感謝するお祭りでした。
家族や友達と集まってごちそうを食べる、アメリカの祝日。
感謝祭は毎年11月の第4木曜日で、その週をまるっとお休みにする方も多くいらっしゃいます。
日本でいうお盆みたいな感じです。
ウェディングコーデが調和するブルックリンブリッジ
次のロケーション、ブルックリンブリッジにやってきました。
冬のウェディングフォトの移動中は、しっかり防寒をしていただきます。
日の出が6:50前後の予報だったこの日。
まずは、日が昇る直前の、薄明るい空に輝く夜景を楽しみました。
ニューヨークは、希望あふれるコンクリートジャングル。
お二人とみた景色、特別な時間。
静寂とともに朝の光を浴びる、ブルックリンブリッジ。
隣にいるのが当たり前な、ニコイチの存在。
花婿さまのオリーブブラウンのお衣装が、ブルックリン橋のアースカラーにしっくりはまっています。
ウェディングヘアは、とびきりキュートなポニーテール。
花嫁さまが動くたびに、くるんとした毛束が軽やかに弾みます。
ネイルは、ラメとホログラムがふんだんにあしらわれたデザイン。
指輪の輝きとリンクしています。
ウェディングドレスはフレアスリーブのプリンセスライン。
花嫁さまのフェミニンな魅力を際立たせるデザインです。
いさぎよい背中のカッティングに、はっとするデザイン。
エアリーなチュールとポニーテールのリボンが、花嫁さまをより清楚に引き立てます。
蝶ネクタイとブーケのオレンジ色が、コーディネートを格上げしています。
光のアーチに祝福される、記念すべき一日。
強い光を逆光で撮ると現れる光の輪は、写真の専門用語で「ゴースト」と呼ばれています。
ゴーストは、レンズ内に入った光が反射して起こる現象。
花婿さまは、こういう雰囲気のあるお写真をご希望でした。
この日は快晴。
ご希望の通りのお写真が残せる条件が揃っていて、安心していました。
しかし、太陽の昇る角度が対岸の高層ビル群の陰にぴったり重なってしまい、光の輪がなかなか出てくれない状況に。
諦めかけたその時、ビルの陰から太陽が顔を出してくれて、無事カメラに収めることができました。
鮮やかなネオンピンクの芍薬ブーケ。
ビタミンカラーでまとめられ、みずみずしさを感じさせます。
ちらりと見える靴下のオレンジ。
細部まで洗練されています。
感受性に富んだ、花婿さま。
高い適応力で撮影をより良いものにしようと協力してくださいました。
お二人のバランスの良いコーディネートが、ブルックリンブリッジに調和しています。
フラワーモチーフのイヤリングとネックレスが、お顔まわりをよりエレガントに。
ポニーテールを強めのカールに巻いてくださった、ヘアメイクのHiroko Sacripanteさん。
ブルックリンブリッジの風を浴びても、ちょうどよくふわふわのカールをキープできました。
シースルーデザインのウェディングシューズ。
足元をシックに彩ってくれました。
花嫁さまが選んでくださったアイテムたち。
どれが合うかな?と悩んだことも、良き思い出となります。
約3時間のウェディングフォトツアー。
ニューヨーク好きなお二人に、新たな魅力を発見していただけたら嬉しいです。
結びに…
ポニーテール×シフォンリボンの花嫁さまに魅了された、ウェディングフォトが結びを迎えました。
これまでも、そしてこれからも、ずっと一緒に笑っていたい。
そんなお二人の気持ちが伝わる、幸せな一日を過ごさせていただきました。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
Hiroko Photo Studioでは、
ウェディング、ファミリーフォト、ロケーション七五三フォト、出張ニューボーン、マタニティフォトなどをご提供しております。
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