ニューヨークで前撮りフォトウェディングや家族写真を撮影しているHiroko Photo Studio。
今回は、気品あふれるお二人の、前撮りフォトウェディングのご紹介です。
朝日のブルックリンブリッジからスタートし、DUMBO、ブルックリンブリッジパークで冬の澄んだ空気とともに記録しました。
その後は、ベセスダテラスやボウブリッジなど、セントラルパークの名所を巡りました。
花嫁さまのロングスリーブドレスは、冬のニューヨークにぴったり。
寒さを吹き飛ばすような、強い絆で結ばれたお二人の前撮りフォトウェディング、ご覧ください。
Hair & Makeup:Hiroko Sacripante
Bouquet : Adore Floral
dress : Pronovias
Photographer : Hiroko Photography
冬の澄んだ空気のブルックリンブリッジ
この日の前撮りウェディングフォトは、日の出とともにブルックリンブリッジで始まりました。
冬のニューヨークの朝、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込みました。
この日の主役は、花婿Dさまと花嫁Cさま。
冬の早朝にもかかわらず、穏やかなほほえみとともに楽しんで参加してくださいました。
物腰柔らかく、気品あふれる花嫁さま。
お会いした瞬間から、その透明感にくぎづけになってしまいました。
世界中のブライドから注目されるPronoviasのAラインドレス。
首元まであしらわれた細やかなレースのロングスリーブが、上品な花嫁さまを引き立てています。
冬のニューヨークフォトウェディングにピッタリなデザインですね。
女性美を最大限に引き出す大きく開いたバックスタイルに、流れる柔らかなシフォンスカート。
清楚なフロントデザインとのギャップに、魅了されます。
気さくで、温かい人柄の花婿さま。
かきあげバングが、ほどよいトレンド感を演出しています。
体にフィットしたスーツで洗練された大人コーディネート。
ブルーのネクタイがさわやかです。
人の少ない冬のブルックリンブリッジを、ふたり占めしちゃいましょう。
お二人で視線を合わせて、微笑みあう。
自然体でいられるお似合いのお二人です。
潮風や車の音で、にぎやかなブルックリンブリッジ。
花嫁さまのまわりだけ、無音の世界に紛れ込んだかのよう。
“If you want to bring happiness to the whole world, go home and love your family.”
”世界に幸せをもたらしたかったら、まず家に帰って家族を愛しなさい。”
互いに思いやるお二人を見ていたら、聖人マザーテレサの言葉を思い出しました。
二人でいられれば、幸せ。
そんな、お互いへの愛にあふれるお二人です。
通りがかりの方も、撮影に参加。笑。
フレンドリーなニューヨークらしいひとコマです。
たったひとりの運命のパートナーと出会えた幸せ。
かみしめるような気持ちを心に込めて、今日という大切な一日を迎えられました。
ボードウォークに広がる、幾重にも重なる柔らかなトレーン。
ふわふわとした質感に思わず手を伸ばしたくなります。
「大好き」は正義。
お二人の姿に、じんわりと胸があたたかくなりました。
ロングスリーブのドレスが揺れるDUMBOエリア
一時間ほどでブルックリンブリッジをあとにし、ブルックリンのDUMBOエリアにやってきました。
アートスポットが点在していて、ただ街歩きをするだけで芸術に触れられる楽しい地域。
グラフィティの前にたつと、お二人もアートの一部になったかのよう。
情緒感じるDUMBOエリアでも、ひときわ存在感を放つエレガントなお二人。
DUMBOエリアといえば、真っ先に思い浮かぶ場所の一つが、ワシントンストリート。
レンガ造りのビルに挟まれた、大迫力のマンハッタンブリッジが楽しめます。
近くには、古いレンガ造りの廃墟をリノベーションした、人気の商業ビル「エンパイア・ストアーズ」もあります。
海沿いの公園ブルックリンブリッジパークのランドマーク、メリーゴーランド「Jane’s Carousel」。
今から約100年前に作られたヴィンテージのメリーゴーランドは、ひとつひとつ手作業で修復されました。
おもちゃ箱のようなワクワクする空間に、ふんわりと花嫁さまが舞い降ります。
ブルックリンブリッジパーク。 平日の午前中はとても静かです。
海の香りを感じながら、のんびりとマンハッタンの摩天楼を眺めたい癒しのスポット。
色味をおさえたナチュラルテイストのラウンドブーケ。
コロンとしたフォルムのブーケは、柔らかい雰囲気の花嫁さまにぴったりです。
まつ毛の先まできれいで、時間を忘れて見つめてしまう♡
最近は、マツエクをされる花嫁さまも多くいらっしゃいます。
目元の印象が華やぐマツエクですが、ロケーションフォトでは長さと量に注意しましょう。
直射日光を浴びたときに、マツエクの影で目の下が真っ黒なんてことも。
こちらの記事には、卒花さまの貴重な経験談がありますので、是非チェックしてくださいね。
ウェディングヘアは、ミニマムにまとめたシニョンスタイル。
細やかな装飾のドレスだからこそ、引き算コーディネートがさすがです。
丁寧に、優しくお話してくださる花嫁さま。
うちにお嫁に来てほしい。笑。
ベセスダテラスでほほ笑む花嫁さま
移動して、セントラルパークのベセスダテラスにやってきました。
荘厳なアーケード内で、まばたき禁止の一瞬を記録に残していきます…。
プロポーズの再現ショット、感動がよみがえります。
ひざまずいて指輪を差し出すこのポーズの発祥は、イギリスだと言われています。
本来は、恥ずべき相手にひざまずくという行為を、女性への忠誠心・愛情の表れとしてプロポーズに使われるようになりました。
穏やかな空気が流れるお似合いのお二人。
寄せては返す白波のように、お二人の時間も永遠に続いていきます。
ファインダーをのぞいた瞬間、あまりの麗しさに時間が止まったかのような錯覚が。
1月のニューヨークは、寒い日は氷点下まで気温が下がります。
溶け残った雪も、お二人の思い出の仲間に入れてあげてください。
ベセスダの噴水も、冬の間は水が止まります。
あらら? 立ち入り禁止のはずの噴水の中に珍客が。笑。
「ほらほら、プリンセスよ~」
おばあちゃまとお散歩中のお孫ちゃん達との、癒しの時間でした。
すらりとした指には、ビジューをあしらったワンカラーネイル。
指先まで完璧なブライズスタイル。
お二人のほほえみあふれるボウブリッジ
湖にかかる荘厳な橋、ボウブリッジにやってきました。
緩やかな曲線を描くドラマティックなスポット。
スパイダーマン3のロケ地としても使われています。
いつもは観光客にあふれているセントラルパークですが、冬の朝は人が少なめ。
冬のロケーションフォトのメリットです。
ボウブリッジを舞台に、ゆったりとした優雅な一枚を記録できました。
澄んだ空気、ぐんと高い空。
魅力がいっぱいの冬のニューヨークで、ロケーションフォトを満喫するためには、防寒対策が必須。
アウトドアブランドの保温性に優れた高機能インナーや超極暖ヒートテックを着用し、腰元は貼るホッカイロで温めましょう。
革靴移動になる花婿さまは、靴用ホッカイロをお忘れなく。
花嫁さまは、移動用にUGGやスノーブーツを準備してくださいね。
花嫁さまのようなロングスリーブのウェディングドレスもおすすめです。
永遠を誓った愛の証が、薬指できらめいています。
プリンセスが降り立つザ・レイク
セントラルパークの広大な湖と、ニューヨークらしい高層アパートとの共演。
この湖は、かつてスケートリンクとして人気だったそうです。
この日も中央付近は完全に凍っていましたが、安全上スケートはできませんのであしからず。
息がぴったりで、言葉を交わさなくても分かり合えているようなお二人。
こんな関係性、憧れます。
セントラルパークを出て、72丁目のダコタハウス前でもパチリ。
楽しい時間はあっという間に過ぎていき、もうお昼過ぎになっていました。
寒さの中でも、笑顔で楽しんでいただき大変ありがたかったです。
結びに…
冬の澄んだ空気の中、ブルックリンとセントラルパークを網羅した前撮りウェディングフォトが結びを迎えました。
寒さをものともしないお二人のチームワークで、心は温かく感動的な一日を過ごせたことを感謝いたします。
お二人の歴史の1ページ目に立ち合わせていただき、ありがとうございました。
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