ニューヨークでフォトウェディングや家族写真を撮影しているHiroko Photo Studio。
今回は、春の足音が聞こえはじめたニューヨークで、国際結婚されたお二人のフォトウエディングです。
セントラルパーク、タイムズスクエア、グランドセントラル駅、ブルックリンとニューヨークの名所を巡りました。
一生に一度のフォトウェディングは、自然体なお二人の魅力あふれるものとなりました。
Hair & Makeup:Ayumi from HKS
Dress : David’s Bridal
Photographer : Hiroko Photography
お二人のYouTubeチャンネル : LiLi WORLD
新芽の息吹を感じるセントラルパークでウェディングフォト
この日は、朝10時にセントラルパークのベセスダ噴水で待ち合わせしました。
ニューヨーク在住のYongさんとLiLiさんは、韓国と日本の国際結婚カップルです。
お二人でYouTubeチャンネルもやっておられ、ニューヨーク生活や国際カップルについて興味深いコンテンツを発信されています。
広大なセントラルパークの南側に位置するベセスダテラスの回廊は、まるで宮殿のような装飾が施されています。
「Gossip girl」のチャックとブレアが、結婚式を挙げた場所としても有名です。
回廊が音を響かせ、まるで二人きりのような幻想的な雰囲気を味わえます。
上品なAラインのウェディングドレスがとてもお似合いなLiLiさん。
学生時代にニューヨークやカナダに留学されているのですが、驚くべき点はエージェントを通さず私費留学をしたということ。
自分で考えて動きベストな方法を見つけ出す、行動力をお持ちです。
小学生のころニューヨークに来られたYongさん。
ライトグレー×チェックのスーツが親しみやすさと落ち着きを感じさせ、とてもお似合いです。
インテリジェンスと包容力を感じられる男性です。
繊細で長いベールは、ウェディングドレスを夢見る女子の憧れのまと。
ベセスダテラスでプロポーズの再現ショットを記録しました。
ひざまずいてのプロポーズ、人生で一番の感動的な瞬間です。
今日は、一生に一度の大切な記念の日。
Hiroko Photo Studioではできるだけお二人の希望に添えるよう、チーム一丸となって勤めています。
ボウブリッジのかかる大きな湖、ザ・レイクにやってきました。
自然豊かな水辺の風景と、マンハッタンの高層ビルが一度に楽しめるスポットです。
水面がきらきらと揺れて、お二人を祝福しています。
ボウブリッジを背景に、Yongさんのキリっと引き締まった表情。
ネクタイを締めなおすしぐさ、ほれぼれしちゃいます。
4月のニューヨークはまだ肌寒い日も多いのですが、花や緑が茂り始める時期です。
可憐なお花を背景にすると、おとぎ話のお姫様のようなたたずまいです。
花に包まれ、LiLiさんの清楚さがより一層かがやきます。
ピンと伸びた姿勢で、堂々としているお二人。
お散歩中のわんちゃんを見て、笑いあうお二人。
LiLiさんの、きりっとした表情とほんわかした笑顔、どちらも好きです♡
こちらは、木漏れ日が届く並木道がまっすぐに伸びるザ・モール。
かわいらしい新芽が芽吹き始めた様子が、新たな人生を歩み始めたお二人と重なります。
LiLiさんとYongさんはとてもお上手でしたが、ウェディングフォトのポージングに悩まれる方も多いかと思います。
お二人のように背筋をピンと伸ばすだけでも、エレガントな印象の写真を残すことができますよ。
ポージングのこつは、こちらの記事も参考になさってくださいね。
タイムズスクエアでつながれた二人の手
ニューヨークで最も活気あふれる場所、タイムズスクエアにやってきました。
かつて角にニューヨークタイムズの本社ビルがあったことから、その名前が付けられました。
ここに来ると、人々の熱気を感じ、パワーをもらえます。
タイムズスクエアの有名な赤い階段に腰かけて、ホットドッグでランチ休憩をするお二人。
この階段を登ると、タイムズスクエアの風景が一望できます。
世界中の人が集まるこの場所で、まわりを眺めているだけでも気分が高まります。
ちょっとしたしぐさも画になります。
タイムズスクエアでは様々なイベントが開催され、アートや音楽など流行の発信地にもなっています。
世界中の方が集まるこの場所は、多様な文化を受け入れ、新たな価値観を創造し続けています。
エネルギーに満ちているこの場所で、手をつなぎしっかりと歩く姿は、これからの人生を共に戦うバディであるという意志を感じます。
あなたのいるところが、わたしの落ち着ける居場所。
後ろのマダムがお二人をパチリ。
こんなにチャーミングな光景に遭遇したら、ついつい写真を撮ってしまう気持ちわかります。
おうちでまったりと猫ちゃんと過ごすことが好きなYongさんと、外に出かけることが好きなLiLiさん。
お互い違う部分があるから、高めあう関係が築けているのですね。
軽々とLiLiさんを背負うYongさん、じゃれあうお二人のお姿が微笑ましいです。
在宅ワーク中、パソコン越しにこの指ハートを出し合っているそうです。
なんて微笑ましいエピソード!
お姫様抱っこのグランドセントラル駅
タイムズスクエアから徒歩で移動し、グランドセントラル駅にやってきました。
ニューヨーカーの通勤に多く使われる駅ですが、交通としての役割だけではありません。
クラシックな外観と神殿のような内装で、旅行者に人気の観光地にもなっています。
メインコンコースの大きな窓からさんさんと降り注ぐ光が、まるでお二人のためのスポットライトのようです。
駅の喧騒の中で、時が止まったかのような華やかなお二人。
通常ですと、ニューヨーク州で結婚するためには、マリッジライセンスを取得した後に、二人そろって市役所で結婚式をする必要があります。
市役所の結婚式は所要時間5分で、資格を持った方に挙式を執りしきってもらえます。
立会人の同席が必要で、お友達をたくさん呼んでその後パーティーをされる方もいたそうです。
しかし、コロナ禍の現在、挙式のために市役所に赴くことは控えられ、かわりにオンライン結婚式が始まりました。
お二人も、今回オンライン結婚式をされたそうです。
日本の結婚式の概念とはだいぶ違いますが、どのような方法でも二人の愛が確認できれば問題ありませんね。
長いベールに守られているかのようなLiLiさんのバックショット、うっとりしてしまいます。
ため息が漏れるほどドラマティックな瞬間を、丁寧に形に残していきます。
天井のきらびやかなシャンデリアも、お二人のための背景のようです。
LiLiさんを大切に思う気持ちがあふれているYongさん。
お互いを尊重しあい、支えあう、理想のパートナー像ですね。
愛にあふれた艶やかなお二人。
お二人からただよう幸せオーラは、見ているだけで顔がほころびます。
グランドセントラル駅の外に出て、ミッドタウンの街並みを背景に。
風になびくアメリカ国旗と一緒に、はっと目を惹くお二人のお姿です。
Yongさんは、日ごろから体を鍛えられているので、お姫様抱っこも軽々としていただきました。
がっちりとした肩が頼もしいです。
28丁目駅のモザイク画でアートな結婚写真
グランドセントラル駅から地下鉄に乗りました。
6番線の28丁目駅で下車した目的は、この洗練されたデザインの壁画です。
このモザイク画は、2018年に行われた駅の改装工事で新たに設置されました。
ブルックリンのアーティストNancy Blumさんの作品で、流行に敏感な女性たちの間で人気のスポットです。
華やかにひらいている花よりも、つぼみの多いこのタイル画。
忍耐づよく、自分らしく。
一年中、咲き誇る植物はないように、今は大変だとしてもいつか花ひらく時がくる。
そんな人生を語ってくれているようです。
ブルックリンブリッジであふれるリラックスした笑顔
FラインのYork Streetで下車し、ブルックリンブリッジにやってきました。
マンハッタンとブルックリンをつなぐこの橋は、無数のワイヤーとウッドデッキが印象的なニューヨークのランドマークです。
ブルックリンブリッジを歩いて渡ると、いたるところに南京錠がかけられていることに気が付きます。
これはラブロックと呼ばれ、世界中の恋人たちが愛の証としてかけているのです。
しかし、増えすぎた南京錠が落下するなどの危険が伴い、今は南京錠を取り付けることは禁止されていますので注意してくださいね。
すっきりした横顔のラインに、まっすぐなまなざしが印象的なLiLiさん。
まっすぐと伸びた背中に、自分の道は自分で切り開いていく、そんな芯の強さを感じさせます。
LiLiさんの笑顔は親しみやすく、やわらかいお人柄があらわれています。
とびきりのスマイルで、いつもYongさんを癒しているのでしょうね。
これからの毎日はどんなことが待ち受けているのでしょうか?
でも、二人ならどんなことも乗り越えていけます。
繊細な装飾のヘッドアクセサリーは、LiLiさんのイメージにピッタリです。
アップにまとめたヘアスタイルも、すっきりとした首のラインを際立たせます。
すらりと長身なYongさん、ダイナミックなブルックリンブリッジでも堂々としたたたずまいです。
お色直し中のオフショットもパチリ。
お二人は「自分たちにとって大切なこと」を理解し、シンプルな生き方をされているようにお見受けしました。
ブルックリンブリッジのたもとで、鮮やかな花をつけた樹々を見つけました。
はっきりとしたピンクが、ウェディングドレスに映えて印象的な一枚です。
ブルックリンブリッジで、お二人のフォトウェディングが結びを迎えました。
あらためまして、ご結婚おめでとうございます!
結びに…
ニューヨークのフォトスポットを巡った、今回のフォトウェディング。
生まれたところも育った環境も異なるお二人が、ニューヨークで支えあい楽しく生活されている様子が目に浮かびます。
お二人の幸せな門出に立ち合い、形に残すお手伝いをさせていただきありがとうございました。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
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