ニューヨークで家族写真やウェディングを撮影しているHiroko Photo Studio。
今日ご紹介するのは、いよいよニューヨークの夏がはじまる6月初旬。
ブルックリンブリッジから撮影を始めたウェディングフォトです。
Bouquet: Elan Flowers
Dress : BLDHIN
Suits : Ted Baker
Hair & Makeup : Ritsuko Hotaka
Photographer : Hiroko Photography
BROOKLYN BRIDGE : : ブルックリン橋
ニューヨークの6月の日の出時間は、朝5時半。
日が昇る少し前にブルックリンブリッジに到着し、日の出と共に撮影開始です。
この日の撮影に真っ白なジャンプスーツを選ばれた花嫁様。
キラキラした笑顔をふりまく花嫁様に、とってもよくお似合いでした。
もうね、、、とにかく笑いっぱなしでした。とても朗らかで愉しいんです、こちらのお二人。
花嫁花婿さま共に、ここアメリカで、第一線で活躍されているお医者さま。
初めてお会いするとき、「馬鹿なことを言わないようにしなければ、、、」なんて私、緊張していたのですが、
撮影の最初から最後まで和ませてくださり、ゲラゲラとニマニマが止まらない一日でした。
BETHESDA TERRACE : : ベセスダ・テラス
たくさんの人が犬を散歩させているセントラルパーク。
ここでは、朝の9時まで犬のリーシュをはずしてお散歩させてもよいルールになっています。
すぐそばで自由に動き回る犬たちが行ったり来たりしているベセスダテラスの噴水前。
朝日で水の玉が輝く噴水のほとり。
新郎様に愛の言葉を囁いてもらっていたら、、、
ザバッ!バッシャーン!
噴水の水浴びを楽しんだびしょ濡れの2匹のワンコが、ちょうどお二人のすぐ両脇から
ザバッとあがってきて、
ブルルルル、と水しぶきを飛ばして去っていきました。。。
お二人とも、びっくり!!
ワンコたちによる思いがけない演出のおかげで、ハプニングフォトも残せました。笑。
シリアスな表情も自然な表情もお手のもの。写真撮影、本当に今回が初めてだったのでしょうか…お二人ともとても慣れていらっしゃいました。
特にポーズの指示も必要なく、お二人の流れに合わせてシャッターを押していく。そんなセントラルパークお散歩撮影でした。
このあと新郎様のご希望で、セントラルパーク横のRalph’s Coffeeで小休憩。
カフェイン切れのため、実は限界値に達していたそうです。
さすがドクター。そんなそぶりは一切まわりには見せていませんでした。
ラルフローレンが手掛けるこのカフェは、ニューヨークにまだ数店舗しかなく、フォトジェニックなおしゃれカフェとして人気です。
行き交う人に、「結婚式なの?撮影なの?おめでとう!」と声をかけられています。ニューヨークのそういうところが大好き。
888 MADISON AVENUE, NYC
SOHO : : ソーホー
縦に長いニューヨークの街。
アップタウンに位置するセントラルパークから、ダウンタウンのソーホーへ。
映画やドラマでよく登場するソーホーの石畳の道。
古い建築様式の建物と共に、歴史と風情を感じる空間です。
新郎様が着ているスーツは、Ted Bakerのオーダーメイド。
色鮮やかでアートな裏地がこれでもかと拝めるキレッキレのダンス、ブログでお伝えしきれないのが残念で仕方ありません。
WEST VILLAGE : : ウェスト・ビレッジ
Canal Streetから地下鉄Eトレインに乗り、次はウェストビレッジへ。
乗り込んだ地下鉄には珍しいことに誰ひとり乗客がおらず、無人車両を引き当てた喜びで再びテンションがアガります〜。
歴史ある美しいレンガ作りの建物が立ち並ぶウェストビレッジ。
このあたりは、19世紀の街並みが今も残る貴重なエリアとして歴史的文化財に登録されていて、許可なく外壁の改装などができないのだそうです。
すぐそばには、ニューヨークの街で最も古いオフブロードウェイの劇場であるチェリーレーンシアター(Cherry Lane Theatre)があり、各国からの観光客そして地元のニューヨーカーからも愛されているエリアです。
ドラマ”Sex and the City (SATC)”の主人公キャリーのアパートの玄関、
から、10軒ほど離れたアパートの前での1枚。
実際にSATCの撮影に使われたアパート前は、いつも多くのSATCファンでにぎわっているため、
同じ通りにある少し離れたこの場所での撮影をおすすめしています。
West 11th StreetとGreenwich Streetの角にある建物には、壁いっぱいに青々としたツタが広がり、
歴史ある閑静な住宅街の趣を感じます。
最後まで、撮影をおもいっきり楽しんでくださいました。
お二人の幸せを形に残すお手伝いをさせていただき、ありがとうございました。
<<おまけ>>
この日、実は撮影が始まってすぐにハプニングがあったんです。
Uberで撮影場所へ移動した際(しかも最初の撮影場所のブルックリン橋にて)、スマホを車内に忘れてしまった花嫁さま。
ここはニューヨーク。きっとUber運転手も次から次へと乗客を乗せているはずだし、失くしたものはまず戻ってこないかも。と、不安しかない状況。
花嫁さまの携帯に、私や新郎さまが何度も電話をかけるも繋がりません。
そんな中で、一番落ち着いていたのが花嫁さま。「わたし、よく携帯をなくすんです。古かったしそろそろ買い替えの時期だったんで全然大丈夫です! 撮影続けてください」と、惚れてしまいそうな潔いお言葉。号泣。
いやいや、(よく携帯をなくすんです)なんて絶対うそ。私やアシスタントに気を遣ってそう言ってくださってるんです。私だったらフツーにパニック&腹痛案件です。しかし、ポジティブ(&柔軟で強靭なメンタルを持つ)花嫁さまと花婿さまに支えられ、後ろ髪引かれる思いで撮影を続行しました。
そして、その日の夕方、奇跡は起きます。
Uberの運転手と連絡がとれ、スマホは無事に花嫁さまの手元に戻ってきたのです〜。
しかも花嫁さまのご自宅まで運転手が届けに来てくれたそうです。世の中捨てたもんじゃないね。人間っていいね。ニューヨークの奇跡だね。
ちなみにどうやって見つけてもらえたかというと、Uberのアプリ内で「Lost and Found (落し物)」の項目があり、そこから連絡を取ると、無事にスマホを確保してますよ〜。とお返事があったそうです。
いやー。これイエローキャブだったらスマホは戻ってきてない気がします。
乗ったキャブのライセンス番号なんていちいち覚えてないですし。
Uberアプリ経由だったからこその迅速な対応だったのではと思います(あと運転手さんの人格)。
念のため、参考までにこちらにリンクを貼っておきます。
Contact driver about a lost item
お役に立てれば幸いです。
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