ニューヨークでの前撮りを控えて、どんなウェディングドレスを選べばいいのか迷っていませんか?
ロケーションフォトに映えるドレスを選ぶポイントは、サイズ感と素材。
この記事では、前撮りで後悔しないためのドレス選びについて、サイズ合わせのコツや素材選びのポイントを中心に、インナー・ベール・ヘア・ネイルまでトータルで解説します。
さらに、ドレスをレンタルにするか購入するか、ニューヨーク撮影ならではの選択基準もお伝えします。
心から満足できる一着と出会うために、ぜひ参考になさってください。
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サイズの合ったドレス選びのポイントは?

ニューヨークでの前撮りでは、体にぴったり合ったドレス選びがとても大切です。
とくにビスチェタイプのウェディングドレスは、サイズが大きいと撮影中にずり落ちてしまい、せっかくの美しい姿勢やバランスが崩れてしまうこともあります。
反対に小さすぎると、脇や背中にハミ肉が見えてしまい、実際よりも体が大きく見えてしまうことがあります。
スカート丈の調整もお忘れなく。
ヒールを履いた状態で合わせるのが基本です。長いままでは歩きにくく、移動の多いロケーションフォトでは体力を消耗してしまいます。裾を踏んで転倒するリスクもあるため、慎重に確認しましょう。
また、意外と見落とされやすいのがヌーブラなどインナーとのサイズバランス。ドレスが大きいとインナーがのぞいてしまい、逆にインナーが大きいとドレスのラインが崩れてしまいます。
サイズがぴったり合ったドレスは、花嫁さまの魅力を最大限に引き出し、様々なポージングに挑戦できるメリットが。
試着しないで購入したドレスは、一度お直しの専門店に相談して、より自分らしい一着に仕上げてください。
どんな素材・デザインのドレスがニューヨークの前撮りに最適?

ニューヨークでの前撮りには、チュールやオーガンジー素材のドレスがおすすめです。その理由は、汚れがつきにくく、動きやすいから。
実は、ニューヨークの街中は意外と汚れがち。ポイ捨てされたゴミや、路肩にできた小さな水たまりなど、思わぬ場所でドレスを汚してしまうことがあります。
その点、チュールやオーガンジーは軽くて扱いやすく、ゴミも付きにくい素材。ふわりと持ち上げれば水たまりも避けやすく、ロケーションフォトにぴったりです。
さらに、風を受けて優雅に揺れるシルエットや太陽光が透けることで奥行きが生まれ、ブルックリンブリッジでの撮影に特におすすめです。
こちらの記事の花嫁さまは、チュールのプリンセスラインのドレスをお召しです。エアリーで軽く、抱っこショットや座ったポーズもスカートにボリュームが出て素敵でした。
一方で、シルクやサテンはその光沢やドレープの陰影が魅力的ですが、道路の汚れを拾いやすい素材でもあります。
もし選ばれるなら、「ドレスを着るのはこれが最後」というタイミングの撮影にするのがおすすめ。汚れを気にせず、心から撮影を楽しめると思います。
また、ロケフォトでは、振り返りショットや背中越しの写真など、後ろ姿を撮るシーンも多いもの。ドレスを選ぶ際は、フロントだけでなくバックデザインにもこだわってみてください。
それだけで写真の印象がぐっと変わります。
背中のデザインは、編み上げタイプだとサイズ調整がしやすく便利です。
一方、くるみボタンはクラシカルで人気ですが、微調整が難しく、着付けに時間がかかります。くるみボタンのドレスを選ぶ場合は、お支度の時間に余裕を持つことをおすすめします。
二の腕が気になる花嫁さまは、オフショルダータイプのウェディングドレスを候補にしてみてはいかがでしょうか?気になる部分は隠し、デコルテはすっきりと見せることで華奢見え効果抜群です。
季節に合わせたドレス選びとインナーの注意点は?

夏・冬それぞれの気候に合わせた選び方と、撮影のしやすさ・快適さに関する注意点を解説します。
夏のポイント
- ストッキングを履きたい場合は、靴下タイプがおすすめ。
暑さが和らぎ、お手洗いにも行きやすくなります。
冬のポイント
- ニューヨークの冬は非常に寒いです。ドレスの下に暖かいレギンスを着られることを前提にデザインを選んでください。
- スリット入りのドレスは風や冷気が入りやすく、下に履けるレギンスが制限されるため、避けたほうが安全です。
- ロングスリーブのドレスは保温性が高く、季節感もあり冬撮影にぴったり。布が一枚あるかないかで体感温度は大きく変わります。
花婿さまのインナーの色・素材について
- シャツの下に着るインナーは、白ではなくグレーやベージュが無難。白は透けて目立ちやすくなります。
- 吸湿速乾や保温性の高い素材を選ぶと、長時間の撮影でも快適です。
日焼け・日焼け止めに関する注意
- 海外旅行でできた日焼け跡にご注意。カンクンなどの南米リゾート後、前撮りのためニューヨークに訪れる花嫁さま多数。
- ハートカットのドレスの下から、日焼け跡がのぞいてしまうと残念。胸元や背中の日焼けにお気をつけください。
- 撮影中は、色が付くタイプの日焼け止めは控えてください。花婿さまのタキシードやスーツに白い跡がつくことがあります。どうしても必要なら、白残りしない透明タイプを選びましょう。
こちらの記事は、真冬のニューヨークでの前撮りです。花嫁さまは、ロングスリーブのウェディングドレスをお召しになり、クラシカルかつ防寒にピッタリでした。
前撮りドレスはレンタルする?それとも購入?

前撮り用のドレスは、レンタルされることをおすすめします。
その理由は、上質でサイズの合ったドレスを、手ごろな料金で準備できるからです。
Hiroko Photo Studioでは、ウェディングドレスはすべて持ち込み制。
提携しているドレスショップはありませんので、花嫁さまご自身でお選びになり持ち込んでもらいます。
現在は、ドレスをご購入される花嫁さまも多くいらっしゃいますが、近年は前撮り専門のレンタルドレスショップも増えてきました。
ここでは、レンタルと購入、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
レンタルドレスの魅力
レンタルドレスショップでは、実際に試着をして選ぶことができます。
自分の感性とフィットする一着に出会える確率が高く、スタッフによる丁寧なアテンドも魅力のひとつ。
プロの視点からのアドバイスや、前撮りのロケーションに合わせたドレスの提案を受けられます。
また、サイズの確認やお直しも依頼できるため、安心して撮影に臨むことができます。
憧れのブランドドレスも、お手ごろな料金でレンタル可能です。
さらに、海外対応の前撮り専門ショップでは、自然についてしまった汚れや小さな破れを補償対象としてくれる場合もあります。
ただし、ショップによってルールが異なりますので、契約前に必ず確認しましょう。
一方で、レンタルには手間と時間がかかるという側面もあります。
来店予約をして試着し、契約を経てようやくレンタルが完了するため、余裕をもったスケジュールが大切です。
また、前撮り以外に何度かドレスを着る予定がある場合は、購入のほうがお得になるケースもあります。
ドレスを購入する場合
購入には、「専門店での購入」と「ネットショップでの購入」の2つの選択肢があります。
専門店での購入
スタッフのアドバイスを受けながら、体型にぴったりのサイズを選べるのが大きな魅力です。
自分に似合うドレスを丁寧に選び抜き、“自分のものになる”という特別な喜びを味わえます。
ただし、費用はレンタルよりも高額になることが多く、前撮り後も着用予定がある場合は、
汚れやシワのケアなど、その後のメンテナンスも考慮する必要があります。
ネットショップでの購入
費用を抑えたい方には、ネットショップも人気です。
クリックひとつで購入でき、届くのを待つだけという手軽さが魅力。
ただし、試着ができないため、実際に着てみるとサイズが合わなかったり、思っていた印象と違うこともあります。
サイズ直しが必要な場合は別途手配となり、安価な商品では素材や縫製のクオリティに差がある点にも注意が必要です。
Hiroko Photo Studioからのおすすめ
上記を踏まえると、私は海外対応の前撮り専門レンタルドレスショップでレンタルしたドレスを、ニューヨークに持ち込んでいただくことをおすすめしています。
その方が、仕上がりや安心感の面で最もバランスがよいと感じるからです。
なお、ニューヨークではドレスは「購入する」のが一般的で、レンタルショップはほとんど存在しません。
レンタルをご希望の場合は、日本国内のショップでご準備ください。
まとめ:ドレスレンタルと購入の比較
レンタルのメリット
- 試着して選べる
- サイズのお直しが可能
- プロのアドバイスが受けられる
- 憧れのブランドドレスを手ごろに着用できる
- 海外対応店では汚れや破れが補償されることも
レンタルのデメリット
- 手続きや試着などに時間がかかる
- 複数回着る場合は購入の方が経済的な場合も
購入のメリット
- 体型にぴったり合わせられる(専門店)
- 自分に似合うドレスを選べる(専門店)
- 自分のドレスとして所有できる喜び
- 費用を抑え、手間を省ける(ネット購入)
購入のデメリット
- 高額になる場合がある(専門店)
- 撮影後のケアが必要になることも
- 試着できないことが多く、サイズが合わないリスク(ネット購入)
- 安価なものは品質面に注意
ドレスに合わせるベールの選び方は?

ベールを選ぶときは、ドレスの色と合わせることが基本です。
もし同じ色のベールが用意できない場合は、ドレスより生成りのものを選びましょう。ベールの方が白いと、ドレスがくすんで見えてしまうことがあります。
また、ベールの長さも大切なポイント。
3mを超えるロングベールはとても華やかですが、屋外での撮影では扱いが難しく、バランスが取りづらいことも。
ほどよい長さのベールの方が、さりげなく動きのある写真に仕上がります。
ヘアメイク、ネイルはどんなことに気を付ければいい?

ヘッドドレスは、ご自身が好きな顔側につけるのがおすすめです。
撮影では、“自分の好きな方の顔の方向”から撮ることが多いため、反対側につけてしまうとヘッドドレスが見えなくなってしまうことがあります。
鏡の前でポーズを試しながら、どちらの向きが自分らしく見えるかを確認してみてください。
そして、指輪をつけた手元のアップショットをより美しく見せるためには、ネイルケアも大切。爪先が整っているだけで、写真の印象がぐっと上品になります。
ただし、取れにくいネイルを選ぶようにしましょう。1本だけでも剥がれてしまっていると、思っている以上に目立ってしまいます。
まとめ

- サイズに合ったドレス選びのポイントは?
大きすぎるドレスは撮影中ずり落ちてきてしまい、小さすぎるとはみ肉が見えてしまう。 スカート丈は、ヒールを履いた状態で合わせるのが基本 インナーとのバランスも重要 - どんな素材・デザインのドレスが合う?
軽くて扱いやすいチュールやオーガンジーが最適。
風に揺れる姿が優雅で、移動の多いロケにもぴったりです。 - 季節に合わせたドレス選びとインナーの注意点
夏は靴下タイプのストッキングで涼しく、冬はレギンスで防寒を。
白いインナーは透けやすいため、グレーやベージュを選びましょう。 - 前撮りドレスはレンタル?購入?
前撮り専門のレンタルドレスを日本から持ち込んでいただくことがおすすめ。 - ドレスに合わせるベールの選び方
ベールの色はドレスと同色を選ぶのが基本。
ロングベールは優雅ですが、ロケフォトには扱いやすい長さがおすすめです。 - ヘアメイク・ネイルで気をつけたいこと
ヘッドドレスは“好きな顔側”につけるのが正解。
ネイルは取れにくいものを選び、指先まで丁寧に整えて。
ニューヨークでの前撮りにふさわしい、ウェディングドレスの選び方をご紹介しました。
この記事が、あなたのドレス選びのお手伝いが出来たら幸いです。
あなたの一生に一度の前撮りが、心に残る素晴らしい時間となりますように。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
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Hiroko Photography is a New York-based team led by Japanese photographer Hiroko, specializing in emotional and story-driven pre-wedding and engagement sessions.
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