ニューヨークの街並みを背景に、日本人カメラマンがあなただけの物語を紡ぐ、前撮りウェディング&ファミリーフォト-Hiroko Photo Studio。
風薫る5月のニューヨーク。
夜明け前のタイムズスクエアから、フォトウェディングが始まりました。
そこからブルックリンブリッジ、DUMBO、セントラルパークへと、お二人の時間はゆっくりと動き出します。
アメフトのユニフォームで笑い合う姿も、ニューヨークの街に溶け込んで。
傍らには、ご友人からの心のこもったハンドメイドのブーケ。
周りの皆さんに祝福されていることが伝わってくるお二人の、フォトウェディングをご紹介します。
Hair & Makeup:Hiroko Sacripante
Bouquet : Adore Floral
Photographer : Hiroko
タイムズスクエアのまたたくネオンの中心に

時刻は4:15。
皆さんがまだ眠りについている頃、タイムズスクエアからフォトウェディングは始まります。

主役のお二人、花嫁Yさまと花婿Nさま。

眠らない街のネオンを背に、交差点を渡るお二人。

タイムズスクエアは、ニューヨークという街そのものが詰まっているような場所。
多様な価値観、バックボーン、ニューノーマル、、、全てをまるっと受け入れて、日々新しい感覚を生み出しています。

スクリーンが瞬くように街はせわしなく動いているのに、お二人が立つその瞬間だけ、時間がふと止まったように感じました。
マンハッタンの光が揺れるブルックリンブリッジ

タイムズスクエアをあとにして、ブルックリンブリッジにやってきました。

ブルックリンブリッジに朝日が差し込む数分前。
背後に広がるマンハッタンのビル群が、まるで星座のように光を放っていました。
そのひとつひとつが、夜の幕引きを告げているよう。

マンハッタンとブルックリンをつないできた橋で、お二人の物語も新しい一歩を刻みます。

夫婦とは、合わせ鏡のようなものかもしれません。
相手の中に、自分の輪郭が浮かんでくる。

デコルテから足の先まで、すみずみに気品を宿すAラインのウェディングドレス。
着飾らず、花嫁さまに一番フィットするデザインを集めた、シンプルでベストな一着。

ドラマティックなベールに包まれて、ブルックリンブリッジで特別な思い出。

ゆるく編み込まれ、重なり合いながらローシニヨンへ。
顔まわりに流れる一筋の毛先まで、絶妙なバランスに計算されています。
添えられたビジューのきらめきが、全体に上質な空気をまとわせていました。

色を塗り重ねるように配置された花々。
落ち着きのある色合いで統一され、濃淡のグラデーションになっています。
みずみずしい緑や白が入ることで、深みと立体感を増し、花嫁さまを主役に引き立てていました。

こちらは、花嫁さまのソロショット中の花婿さま。
今年のニューヨーク、いつまでたっても寒くって。
撮影の合間は防寒してもらいつつ進めていきます。

凛々しさを際立たせる、王道のブラック。
肩から背筋までのラインがすっと伸び、花婿さまの個性を活かしつつ、全体をすっきりとまとめています。

朝の光が、お二人を祝福するように。
橋の上で生まれた光のアーチは、偶然ではなく、お二人に用意されていました。

太陽が贈ってくれた、はじまりのギフト。
世界にひとつのブーケでプロポーズの再現ショット IN DUMBO

ブルックリンブリッジを降りて、DUMBOエリアにやってきました。

あたりはレンガ造りの建物、足元は石畳。
ブルックリンらしさ、ぎゅっと詰めこみました。

毎年5月頃、ワシントンストリートでは、DUMBOドロップが開催されます。
DUMBOドロップは、数千体のおもちゃの象をパラシュートでワシントンストリートに飛ばすイベント。
子供向けのアクティビティも催され、大盛り上がり。
観覧はチケット制で、収益は小中学校に寄付されます。

DUMBOでプロポーズショットも記録しました。
こちらのブーケは、ご友人からのハンドメイドの贈り物。
実際にプロポーズされた際、花婿さまから花嫁さまに贈られたブーケが再現されています。
世界にひとつのブーケ。
ご友人のお二人の幸せを願う気持ちに胸が温かくなりました。
ブルックリンブリッジパークでビスチェにデザインチェンジ

目の前に、イーストリバーとマンハッタンのスカイラインが広がる、ブルックリンブリッジパークに移動しました。

川沿いのウッドデッキを、この時間を味わうように、ゆっくりとお散歩。

イーストリバーを旅してきた風のイタズラ。
こんな時、お二人の無邪気さがすごくほほえましかったです。

ウェディングドレスの袖部分は、実はボレロになっていて取り外し可能なデザイン。
ブルックリンブリッジパークでは、ボレロを脱いでいただきました。
異なった雰囲気を一度に見せていただけて、ファインダー越しにワクワク。
こちらの記事の花嫁さまも、取り外し可能なボレロのウェディングドレスをお召しでした。

ガラスケースに大切にしまったオルゴールのような、メリーゴーランド。
Jane`s Caroucelは、ブルックリンブリッジパークのアイコンです。

Jane`s Caroucelからブルックリンブリッジ方面に5分ほど歩くと見えてくる、Max family garden。
19世紀のたばこ倉庫の壁を利用してできた、小さな箱庭です。

小さなレンガのアーチ越しに差し込む光、柔らかく揺れる木々の影、ベンチに座ると風の音までやさしく聴こえてきます。
何かを「しよう」としなくていい場所。ただ、そこにいるだけでいい。
少しだけでいいから、気持ちをリセットしたい時ってありますよね?
そんなとき、オススメのお庭です。

ベールの中にお二人が隠れた時、まわりの音がひとつずつ遠のいていく…

次のロケーションに移動する前に、カフェタイムにしました。
好きな人とコーヒーを飲む時間って、最高。
思い出を抱えて歩くザ・モールの緑のトンネル

次のロケーション、セントラルパークにやってきました。

緑のトンネルが、ふたりの歩みにそっと寄り添う、新緑のザ・モール。
ワンコもお散歩、気持ちいいね♪

ご友人の手でニットに生まれ変わった、プロポーズのブーケ。
お二人の記憶とご友人との友情が詰まっています。
枯れないブーケは、いつでも見返せて、プロポーズとフォトウェディング、ふたつの記憶を呼び起こしてくれますね。

よりデコルテラインのすっきりしたビスチェタイプのドレスが、アクティブな初夏の雰囲気を醸し出しています。
花嫁さまのほほえみが咲くベセスダテラス

並木道をまっすぐに進むと、ベセスダテラスにたどり着きます。

天井画には、15000枚以上のタイルが使われています。
ベセスダテラスのアーケード内は、幾何学模様のタイル画や壁画で飾らています。
自然のままをコンセプトにしているセントラルパーク内で、数少ない人工的な建築美を鑑賞できるスポット。

ニューヨークに咲いた、僕だけの花。

ベセスダテラスでは、再びボレロを羽織っていただき、クラシカルスタイル。

気取りすぎず、崩しすぎず。
絶妙なバランスのポージングで、撮る側のテンションも上がりました。

光の差し込むアーケードにこだまする、互いを想う心の声。

一歩外へ出ると、目の前に舞う光の粒。
噴水のしぶきが太陽をまとい、視界が白く染まりました。
NEW York jetsのユニフォームを着てポップな一枚

ベセスダ噴水を背にして小道を5分ほど歩くと、ボウブリッジが見えてきます。

無理することなく、一緒にいられる。
自分よりも相手の幸福を願える、ベストカップル。

空気を和ませる魔法を使える花嫁さま。
普段から、まわりの方に親切に接しているお姿が想像できます。

しみじみと、見ているだけで心がほんわかするお二人。
芝生エリアをお二人で走る構図、よくリクエストいただきます。
こちらの記事も、参考になさってください。

お二人の共通の趣味は、アメフト観戦。
なにか、お二人らしいショットを残したいと思い、New York Jetsのユニフォームを持ってきていただきました。

予想以上に、ユニフォームでの撮影を気に入ってくださいました。
お二人のユーモラスな部分が引き出せていれば、嬉しいです。
結びに…

季節の移り変わりがゆっくりな初夏のニューヨークで、フォトウェディングが結びの時を迎えました。
ご友人からのプレゼントや、アメフトとのユニフォーム。
気持ちが緩むアイテムと一緒に、とっておきの一日を過ごさせていただきました。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
Hiroko Photo Studioでは、
ウェディング、ファミリーフォト、ロケーション七五三フォト、出張ニューボーン、マタニティフォトなどをご提供しております。
お問い合わせは、Hiroko@hirokophotography.com
までお気軽にお問い合わせください。
Hiroko Photography is a New York-based team led by Japanese photographer Hiroko, specializing in emotional and story-driven pre-wedding and engagement sessions.
Together, we capture natural connection and timeless moments for couples visiting the city, set against iconic locations like Times Square, Brooklyn Bridge, Central Park, and more.