ニューヨークの街並みを背景に、日本人カメラマンがあなただけの物語を紡ぐ、前撮りウェディング&ファミリーフォト-Hiroko Photo Studio。
今回は、新しい年がスタートしたニューヨークで、ソロポートレートのご紹介です。
舞台は、タイムズスクエア、セントラルパーク、SOHO、ブルックリンハイツ、Squibb Park Bridge。
ソロポートレートのテーマは、「Addicted to NYC」。
ニューヨークで光と風とともに、彼女の今を刻むソロストーリー、どうぞご覧ください。
Photographer : Hiroko
4年ぶりのタイムズスクエアで「おかえり!」

新しい年を迎えて、早2週間。

カウントダウンの興奮の渦が落ち着いたタイムズスクエアで、ひとつのソロポートレートが始まりました。

主役の、Sさん。

Sさんとの出会いは、およそ10年前にさかのぼります。

ずっとニューヨークに魅せられ、毎年のように訪れてくださいました。
しかし、世界中が見舞われたコロナ禍によりしばらくご旅行を断念。
今回は4年ぶりにニューヨークに帰ってきてくださいました。
Sさんが歩くタイムズスクエアは、まるで再会を喜び合っているよう。
きっとこの街も、彼女のことを覚えていたのだと思います。おかえりなさい!

タイムズスクエアから徒歩で、6番街にあるRADIO CITY MUSIC HALLへ。
ニューヨークの空気を全身で感じ、水を得た魚のように生き生きと輝いています。

旅のはじまりに、髪に冒険を忍ばせて。
ピンクベージュのハイライトが光る、前下がりボブ。
両サイドはエッジの効いたアンダーカット。
その大胆さと静けさのバランスが、まさに彼女でした。

こちらは、MOMAの並びにあるペイリーパーク。
高層ビルの間に隠れるようにして佇む、小さな公園です。
四方を見渡せる限られたスペースに、人工滝の音が響く、まさに都会のオアシス。
ちょっとだけ休憩しようとベンチに座ると、居心地が良すぎてあっという間に時間が経ってしまいます。

高校生の頃に家族旅行で初めて来たニューヨーク。
その時から、すでにニューヨークの虜になっていたそうです。
Sさんと出会えたのは、ご家族が旅先にニューヨークを選んでくださったあの日があったから。
あれから時間が経っても、こうしてまた一緒に歩けることが、とても嬉しいです。
ニューヨークに満たされるセントラルパーク

徒歩でたどり着いた先は、セントラルパーク。

とても寒い朝だったので、人もまばら。
冬の空気を思いっきり吸い込んで、ニューヨークが体のすみずみに染みわたっていく。

ジャケットの袖がボリューミーで、メリハリのあるスタイル。

レオパードのスカートと合わせて、上品ながら遊び心も感じるコーディネートです。

空港に降り立ち、誰も知らない私に会いに行く。
好奇心と自由なマインドで、人生を謳歌している女性です。

ニューヨーク滞在中は、自分の心が求めることに素直に従って過ごされているSさん。
その日、その時の「行きたい!」や「やりたい!」を満たす旅。
「ちょっと、疲れてるかも…」と思ったときは、ホテルでゆっくり過ごすこともあるそうです。
気の向くまま、弾むようにマンハッタンを歩くお姿が目に浮かびます。
日常と非日常が交差するランドリールーム

コインランドリーでの撮影は、Sさんの以前からのご希望でした。
日常を脱ぎ、非日常を身にまとう。

今回の旅のテーマは、「Addicted to NYC」。

現実の毎日も、ニューヨークの時間も、どちらも私を構成する大切なピース。
自分らしさを表現するSOHO

次のロケーションは、SOHOに位置するホテル「NOMO SOHO」。

SOHOらしいアイアンと、ボタニカルが融合したエントランスがお出迎えしてくれました。

SOHOは、South of Houston Street(ハウストンストリートの南側)の略。

ニューヨークでは5番街の次に、ショッピングが楽しめるエリアです。
60年代は倉庫街で家賃が安く、新進気鋭のデザイナーやアーティストが集まっていたことから、現在でも芸術やファッションの文化が根付いています。

陽だまりのように、そばにいるだけで心が安らぐ女性。

自分に誇りを持ち、どんなときも前向きな、その生き方・人柄を尊敬しています。

自分の軌跡を、記録に残すソロポートレート。
好きな場所で、好きな私を生きている今。
心を解き放つブルックリンハイツ

マンハッタンをあとにして、ブルックリンハイツにやってきました。
ブルックリンハイツは、ブラウンストーン建築と緑に囲まれた住宅エリア。

ニューヨークの鼓動を感じながら、自分を開放する数日間。

「NYCは、常に何かを求めるエネルギーをもたらしてくれるところ」
ニューヨークのどんなところが好きなのか、と質問したところ、そう教えてくださいました。
美味しいパンやピザのお店は?
あの女性のファッション、取り入れたい!
新しい情報やインスピレーションを、スマホの操作ではなく、自らの足で出向き、実際に見て、肌で吸収されています。
その時に得た知識や感情は、何にも替えられない財産ですね。
Squibb Park Bridgeで夜景ショット

朝からスタートしたソロポートレートも、いよいよクライマックス。
ラストのロケーションは、ブルックリンブリッジパークにあるSquibb Park Bridge(スクイブパークブリッジ)です。

すっかり日が暮れ、マンハッタンの夜景がきらめき始めています。

「ニューヨークは生きる糧、私の細胞・骨・DNAです」
そうおっしゃるSさん。

ニューヨークからエネルギーをもらって、毎日を楽しむ。
日常の自分が好きだから、ニューヨークにいる自分ももっと好きになれる。
そんなSさんにパワーをもらった一日となりました。
彼女の自由でしなやかな在り方に触れたあと、もう一人思い出すのが、ニューヨークでキャリアコーチとして働く女性の姿。
ビジネスの現場で輝く彼女を撮影したソロポートレートの記事も、ぜひご覧ください。
結びに…

冬の深まりを感じるニューヨークで、ソロポートレートが結びを迎えました。
新たな年を迎え、4年ぶりに足を踏み入れたニューヨーク。
心を開いて、自分を大切にすることの尊さを教えていただきました。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
Hiroko Photo Studioでは、
ウェディング、ファミリーフォト、ロケーション七五三フォト、出張ニューボーン、マタニティフォトなどをご提供しております。
お問い合わせは、Hiroko@hirokophotography.com
までお気軽にお問い合わせください。
Hiroko Photography is a New York-based team offering refined solo portrait sessions—perfect for personal branding, creative expression, or simply celebrating who you are.
Led by Hiroko, we emphasize authenticity, inner strength, and elegant beauty through thoughtful use of light, gesture, and atmosphere.