ニューヨークの街並みを背景に、日本人カメラマンがあなただけの物語を紡ぐ、前撮りウェディング&ファミリーフォト-Hiroko Photo Studio。
今回は、ホリデーシーズン真っ最中のニューヨークで、前撮りのご紹介です。
まずは、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーとsaks fifth avenueのホリデーショーウィンドウを背景に。
その後は、ブルックリンブリッジ、ダンボ、5番街を巡りました。
ロッテニューヨークパレスのツリーにも出会え、クリスマスムードあふれる前撮りとなりました。
Hair & Makeup:Hiroko Sacripante
Photographer : Hiroko
今年もきらめくロックフェラーセンターのクリスマスツリー

早朝5時、エンジェルに挨拶をして、前撮りがスタートです。

主役の、花嫁Cさまと花婿Kさま。

ニューヨークの冬を告げる風景、ロックフェラーセンターのクリスマスツリー。
前撮りの2日前に点灯式が行われたばかりです。
今年も、この季節がやってきました!
saks fifth avenueのホリデーショーウィンドウを鑑賞

そのまま、saks fifth avenueのホリデーショーウィンドウを鑑賞します。

Saks fifth avenueは、今年で100周年を迎える老舗高級デパート。
毎年、ホリデーシーズンになると、ショーウィンドウがきらびやかに装飾されます。
ファッションと冬の景色が重なり合い、5番街にそっとクリスマスの気配を運んできました。

雪の結晶のように、ウェディングヘアに舞い降りたヘッドアクセサリー。
クリスマスデコレーションの光を反射して、より一層輝きを増していました。

上品なシャンパンカラーのウェディングシューズは、マノロブラニク。
「世界で唯一走れるピンヒール」の異名を持つ履き心地と、他にはないエレガントさが人気です。
こちらは、花婿さまのお母様からの贈り物。
新たな家族を歓迎するお気持ちが伝わってきます。

ロックフェラーセンターの向かい側にある、セントパトリック教会。

実は撮影NGなので、ささっと!
(扉が締まっていたので警備員さんに見つからず、ラッキー♡)

ロッテニューヨークパレスのクリスマスツリーにも、会いにお出かけ。

でも、こちらは扉がまだ開いておらず、ゲート越しにご対面。
ブルックリンブリッジで摩天楼を背景に

夜明け直前のブルーモーメントに間に合うように、Uberに乗ってたどり着いた先は、ブルックリンブリッジ。

青白い空の向こうには、目覚め始めたスカイスクレーパー。
夜景とは一味違う、一日が始まる灯りをともしています。

氷点下まで気温が下がり、さらに風も強く吹いていたこの日。

体感温度は、-10℃くらいだったかもしれません。
そんな風に見せない、お二人の精神力に拍手喝采。
私からアカデミー賞を贈らせてください。

軽やかなチュールをたっぷり重ねて、どこまでもエアリー。
時代を超えた優雅さと洗練された現代的な感覚が共存する、NY City Brideのドレスです。

ピュアホワイトのブーケは、ドレスとの統一感が抜群です。

そんな風に見えませんが、ヘアアレンジは風対策を緻密に施されています。
フェミニンで柔らかなカールに見せて、実はブルックリンブリッジの上でもキープできる美しいフォルム。
強風でも髪が乱れず、リップに張りつかない。
ゆるく見えるカールも前髪も、スプレーでしっかり仕込まれた“崩れない可愛さ”。
ナチュラルに見えて、実はプロの技術です。特別な日は、安心して任せられるヘアメイクさんにぜひご依頼ください。

ビーズと立体刺繍で描かれた花たちが咲き誇り、ウェディングドレスに命を吹き込んでいます。
言葉のいらないダンボで、ハグ

ブルックリンブリッジを降りて、ダンボにやってきました。
ワシントンストリートの石畳の上で、マンハッタンブリッジを眺めるひととき。

ダンボのストリートでスポットライトがあたっているかのように、視線が追ってしまう。

配慮の行き届いた、丁寧なお言葉を遣われるお二人。
上品な所作にうっとりしてしまいました。

イーストリバー沿いのブルックリンブリッジパークへ足を延ばします。

運命の二人が再会。
もうずっとそばにいよう。
そんなドラマティックな抱擁シーン。
・・・実は、寒さをしのぐために、リアルに暖をとっている場面です(笑)。
にじみでるオーラからなのか、どんなシーンも画になってしまうお二人。

こまめに室内で休憩をはさみます。
ウォーターフロントに位置するTime Out Marketは、気軽にお食事が楽しめる複合施設。
日本のフードコートのように、同一フロアで様々なお店の料理を注文できます。

お店の中は、やわらかな空気が流れていて、隅々まで気持ちの良い空間。
ちょっとした休憩にぴったり。

こちらはブルックリンの人気のカフェ「Butler」。
ストリートにまで、珈琲と焼き菓子のあたたかな香りが漂っていました。
気が付いたときには、店内で注文しているかもしれません。
Butlerのオーナーシェフは、かつてミシュラン星付きのお店で修行していたシェフ。
コーヒーもさることながら、ぜひ絶品のパンやケーキをお試しください。

目があえば、それだけで心がほどける。
海より深い絆がそこにはあります。
5番街のロッテニューヨークパレスのツリーまで

マンハッタンの5番街に戻ってきました。
結婚指輪をお選びになったGRAFF前で、プロポーズの再現ショット。

DIORのクリスマスデコレーションは、タツノオトシゴや珊瑚がモチーフになった海の世界。
クリエイティブディレクター、マリア・グラツィア・キウリが手がけたクルーズコレクションの世界観が、その源にあります。
幻想的に、花嫁さまを静かな海の夢へと誘います。

花婿さまのスーツは、王道の中に、ひとさじの遊び心を忍ばせたBelvestのもの。
ほどよい艶と着心地の良さそうなフィット感が、ウェディングドレスを引きたてていました。

撮影の合間にアシスタントの荷物に気づき、自然と手を差しのべてくださる花婿さま。
「誰かを思いやる」という姿勢が、きっと日常から染みついているのでしょう。
花嫁さまを一番に想う、その優しさが、まわりへも静かに広がっているようでした。

星条旗がはためく5番街を、ウェディングドレスで優雅に横断。

撮影の合間、花嫁さまはまっすぐ目を見て、お話を聞いてくださいました。
そのまなざしに、こちらの心もほどけていくようです。

朝ゲートが締まっていて、すぐそこにいるのに手が届かなかったロッテニューヨークパレスのクリスマスツリー。
この時間帯は、ばっちりゲートも開いていました。

ラグジュアリーなクリスマスツリーで、大切な人を待っているかのような花嫁さま。
ツリーを完全に脇役に追いやってしまいました。

あっという間に、ラストショット。
真冬の前撮りを、一丸となって乗り越えてくださったお二人に、感謝の気持ちでいっぱいです。
こちらの記事も、ロッテニューヨークパレスのクリスマスツリーを背景にしたウェディングフォトです。
結びに…

サンタの鈴の音が聞こえてきそうなニューヨークで、前撮りが結びを迎えました。
手をつないで、5番街をクリスマスツリー巡り。
吐く息が白くて、ふたりで肩を寄せ合ったあの寒さも、思い出の一つになりますように。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
Hiroko Photo Studioでは、
ウェディング、ファミリーフォト、ロケーション七五三フォト、出張ニューボーン、マタニティフォトなどをご提供しております。
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Hiroko Photography is a New York-based team led by Japanese photographer Hiroko, specializing in emotional and story-driven pre-wedding and engagement sessions.
Together, we capture natural connection and timeless moments for couples visiting the city, set against iconic locations like Times Square, Brooklyn Bridge, Central Park, and more.