ニューヨーク在住の日本人カメラマンが、あなただけのフォトウェディングやファミリーフォトを撮影するHiroko Photo Studio。
今回は、どこまでも続いていそうなニューヨークの青空の下で、フォトウェディングのご紹介です。
ネオンきらめくタイムズスクエアから始まり、ブルックリンブリッジで朝日を浴びました。
その後は、5番街のティファニー前、Bowery Mural(バワリー壁画)、カッツ・デリカテッセンをお散歩。
いつも通りのニューヨークの街角を舞台としたウェディングフォトをどうぞご覧ください。
Photographer : Erika Murakami
心に壁のないお二人とタイムズスクエアでの出会い
ニューヨークはまだ夜明け前。
タイムズスクエアでこの日のフォトウェディングが幕開けです。
時刻は早朝の4時過ぎ。
街はまだ眠りの中ですが、タイムズスクエアは例外。
24時間、目が覚めるような原色の世界が目の前に広がります。
今回のフォトウェディングの主役は、花嫁Hさまと花婿Sさま。
お二人でカウントダウンに参加された思い出の場所として、タイムズスクエアをロケーションにお選びいただきました。
お二人との撮影を進めていると、ギャラリーの方に声をかけられました。
「こういうフレンドリーさもニューヨークの好きなところなんです」
と、花婿さま。
心の壁を作らない、オープンマインドなお二人。
刺激、直観、情熱…。
ニューヨークから得られる様々なことを、スポンジのように吸収。
形を変えて成長の糧となった無数のかけらを集めながら、お二人だけの地図を描いています。
タイムズスクエアのラストは、体を鍛えてらっしゃる花婿さまと一緒に、ボディービルダーポーズ。
こちらの記事も、タイムズスクエアのウェディングフォトです。
ブルックリンブリッジに希望のイエロー・ブーケ
Uberで日の出に合わせて、ブルックリンブリッジにやってきました。
ブルックリンブリッジの主塔から、額縁のようにマンハッタンのスカイラインがのぞいています。
朝焼けをまとって静かに語りかけてくるブルックリンブリッジ。
会話するように、お二人の歴史を刻み付けます。
結婚式を予定されていないお二人。
何か形に残るものを、とフォトウェディングのご依頼をいただきました。
事前のお打ち合わせの際に、ニューヨークとフォトウェディングについて、想いを教えていただきました。
ニューヨークはキラキラした非日常の夢のような場所ではなく、地に足を付けて生きていく土地。
普段のお買い物、仕事の帰り道、たまにおいしいベーグルを買いに行くことが楽しみだったり。
「そんないつも通りの日常を反映した、自分達らしいフォトウェディングにしたい」
なじみ深い光景にそっと刻まれる記憶をコンセプトとさせていただきました。
お衣装も、いわゆるウェディング姿ではなく、自分が心地よく過ごせるウェディングコーデをお選びいただきました。
個性や生き方をそのまま受け入れる、懐の深さをお持ちの花嫁さま。
挑戦し続け、自らの道を切り開く。
他の誰を頼るのではなく、人生の主人公として輝いている花婿さまです。
黄色のソックスにお揃いのブーツでコーディネート。
色彩感覚に優れた花嫁さま。
黄色の色味にこだわって、ブーケを注文されました。
視線に入るたびに、小さな希望を心に運んでくれるようなカラーです。
次の休みはどこに行こう。
僕たち、私たちのニューヨーク・ダイアリー。
5番街のティファニー前でプロポーズショット
再びミッドタウンに場所を移しました。
5番街のティファニー前でプロポーズショットをパチリ。
ティファニーのブルーボックスは、憧れの象徴。
箱を開ければ、永遠を約束してきた逸品が飛び出します。
ティファニーのシンプルな外観に遊び心を加えるために、ティファニーブルーのバルーンをご用意くださいました。
誰にも真似できない、世界にひとつだけの一枚。
Bowery Muralとカッツデリカテッセンでデートスナップ
ラストのロケーションは、お二人のリクエスト。
ロウワー・マンハッタンのバワリーとイースト・ハウストン・ストリートが交差する周辺に位置するBowery Mural (バワリー壁画) 。
歴史的に有名な壁画が集まるスポットです。
2018年には、バンクシーの巨大壁画もこの場所に出現しました。
ウェディングフォトのロケーションとしては、撮影する頻度が高くない場所。
事前にロケハンに行って、イメージに合うスポットを探しました。
そんな風にお二人のことを想って、準備する時間を大切にしています。
ニューヨークの喧騒の中、確かにふたりがいた証。
イースト・ハウストン・ストリート沿いにある、カッツ・デリカテッセン(KATZ‘S DELICATESSEN)にも足を運びます。
ボリューミーなサンドウィッチが名物。
地元ニューヨーカーに愛される老舗デリです。
気取らない食堂で、お腹を満たした帰り道。
お二人の充実した生活を垣間見させていただいた時間となりました。
結びに…
緑がのびのびと活気づく5月のニューヨークで、フォトウェディングが結びを迎えました。
当たり前の景色に溶けこむウェディングスタイル。
愛すべき日常を今よりもっと大切にしなければと教えていただきました。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
Hiroko Photo Studioでは、
ウェディング、ファミリーフォト、ロケーション七五三フォト、出張ニューボーン、マタニティフォトなどをご提供しております。
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