ニューヨークの街並みを背景に、日本人カメラマンがあなただけの物語を紡ぐ、前撮りウェディング&ファミリーフォト-Hiroko Photo Studio。
今回は、春色に染まるニューヨークで、ファミリーフォトのご紹介です。
舞台は、セントラルパーク。
ニューヨークの空いっぱいに咲いた桜の下で、お花見するご家族を記録したファミリーフォトをどうぞご覧ください。
Photographer : Hiroko
ピルグリムヒルの桜の絨毯を探検

この日のファミリーフォトの舞台となったのは、春のセントラルパーク。

息子くんを真ん中にしたパパとママの、3人家族です。

2歳のYくん。
ニューヨークの春を楽しんでいます。

息子くんの起きる時間に合わせて、少し余裕を持った集合時間にさせていただきました。

パパに肩車してもらったら、桜がすぐ近くになったね。

桜の花びらが絨毯になった、ピルグリムヒルを探検中!

安心感に包まれ、のびのびと育まれています。

ピルグリムとは巡礼者を意味します。
小高い丘にそびえるののは、「The pilgrim」と名付けられた銅像。
17世紀にイギリスから入植してきた清教徒の当時の姿を描いています。
思い出が積み重なっていくベセスダテラス

ピルグリムヒルから小道を通りながら西へ向かい、ベセスダテラスにやってきました。

ベセスダテラスは、パパとママにとって思い出の場所。

4年前にウェディングフォトを撮影したロケーションなのです。

今回

4年前のウェディングフォト
思い出を重ねるように、同じ場所で新しい家族の形を。

パパとママの手をしっかり握って、一歩一歩。
ゆっくりでいいんだよ。
キミらしく、キミのペースで。

小さな靴、やわらかく響く声、澄んだほほえみ。
そこにいるだけで、景色を和やかにしてくれるご家族。

当日は、ホワイト×デニムのリンクコーデでまとめてくださいました。
洗いたての空気をまとったみたいに、心がほどけるような軽やかさ。

長身のパパの肩車。
ぐんと近くなった空、風を感じて、誇らしげなキミ。
チェリーヒルで咲き誇る日米友好の印

ボウブリッジを渡り、チェリーヒルに向かいます。

橋を渡ると、目の前に広がるのは薄桃色の世界。
咲き誇るソメイヨシノに息をのみます。

セントラルパークの桜は、1912年に日本から寄贈されたものだそう。
ニューヨークと日本の友好の印は、100年以上たった今もセントラルパークに春を告げています。
シープメドウで寝転んでお花見

チェリーヒルの南側にある大通りを道なりに進んで、たどり着いた先はシープメドウ。
お弁当を持ってピクニックしたくなる憩いの芝生エリアです。

桜の枝の下に潜り込んで、芝生にゴロン。

あどけない息子くんを懐かしく眺めていると、我が子を産んだ産院に飾ってあった“The last time“という作者不明の詩を思い出しました。
その一節を紹介させてください。
‘‘But don’t forget…There is a last time for everything.
They will fall asleep on you after a long day, and it will be the last time you ever hold your sleeping child.
One day you will carry them on your hip then set them down and never pick them up that way again.
You will scrub their hair in the bath at night and from that day on they will want to bathe alone.
The thing is, you won’t even know it’s the last time,until there are no more times… and even then, it will take you a while to realize‘‘
‘‘忘れないで……すべてのことには、「最後のとき」があるということを。
長い一日のあと子どもがあなたの膝の上で寝てしまう。だけど眠っている子どもを抱くのはこれが最後。
ある日、子どもを抱っこして出かける。だけど抱っこするのはこれが最後。
夜はお風呂で髪を洗ってあげる。だけど明日からはもう一人でできると言われる。
でも、「これが最後」ということはあなたは知らない。
あれが最後であったことに、時が過ぎてから気が付くのだ‘‘

子育てという名の旅は、地図のない道。
思い通りに進めない日もあるけれど、気づけばその寄り道こそが、心に残る風景になっていく。
息子くんの今だけの姿を慈しむパパとママ。
そのまなざしに触れて、私も我が子の「いま」を、もっと深く見つめていきたいと思いました。
こちらの記事は、ニューヨークのもう一つの桜の名所、ルーズベルトアイランドで記録したファミリーフォトです。
結びに…

桜が咲き誇るニューヨークで、ファミリーフォトは結びのときを迎えました。
春が来るたびに、今日の笑顔をご家族で思い返していただけたら嬉しいです。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
Hiroko Photo Studioでは、
ウェディング、ファミリーフォト、ロケーション七五三フォト、出張ニューボーン、マタニティフォトなどをご提供しております。
お問い合わせは、Hiroko@hirokophotography.com
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Hiroko Photography is a creative New York-based team led by Japanese photographer Hiroko, specializing in family photo sessions.
We focus on capturing the warmth of everyday moments and human connection, telling your family’s unique story through meaningful city locations.