ニューヨーク在住の日本人カメラマンが、あなただけのウェディングフォトやファミリーフォトを撮影するHiroko Photo Studio。
今回は、ハロウィン当日のニューヨークで行われた、ウェディングフォトのご紹介です。
日の出前のブルックリンブリッジから始まり、セントラルパーク、5番街、グランドセントラル駅を巡りました。
秋色に彩られたセントラルパークに降り立つ、可憐な花嫁さま。
幸福感に満ちあふれたニューヨークのウェディングフォト、ご覧ください。
Photographer : Erika Murakami
夜景のマンハッタンを堪能するブルックリンブリッジ
この日のウェディングフォトは、夜明け前のブルックリンブリッジから始まりました。
主役は、花嫁Aさまと花婿Kさま。
少し早めに待ち合わせ場所に来ていただけたので、夜明け前のマンハッタンの夜景をたっぷりと味わえました。
内緒話で伝えていただいたのは、花婿さまの好きなところ。
照れ笑いが、微笑ましいです。
日本からお越しいただいたお二人。
表情から、ウェディングフォトを楽しみにしてくださっていることが伝わってきます。
少しずつ明るくなっていく秋の空とともに、街も目覚めていきます。
実は、小雨が降っていた撮影開始時。
少し心配したのですが、すぐにやんでくれてほっとしました。
小さなことにも喜びを感じ、笑顔が絶えない花嫁さま。
花嫁さまが隣にいてくださったら、当たり前の日常も前向きに過ごして行けそうです。
ユーモアと包容力を兼ね備えた花婿さま。
撮影の間、花婿さまからは、
「花嫁さまの願いを叶えてあげたい」
という、思いやりを感じました。
楽しみを共有できるご関係って、素敵ですね。
軽やかに風に舞う花びらイヤリング。
上品にお顔まわりを飾っていました。
マンハッタンとブルックリンを結ぶブルックリンブリッジ。
イーストリバーに架かるこの橋は、マンハッタンへ通う方々の通勤の要となっています。
2018年の時点で、毎日平均3万人以上の歩行者が利用しているとのこと。
ブルックリンブリッジの東側に見えるのは、マンハッタンブリッジ。
マンハッタンブリッジには地下鉄が走っています。
夜になるとマンハッタンの夜景に溶けこむ、橋に光る車窓。
時間のある時に、のんびりと眺めていたくなる風景です。
ブルックリンブリッジに腰かけて、和やかな雰囲気。
夜から朝へと変化するブルックリンブリッジを堪能し、次のロケーションへ移動します。
黄色の絨毯を踏みしめるザ・モール
次のロケーションはセントラルパーク。
紅葉シーズン真っただ中の並木道には、見事な黄色の絨毯が広がっていました。
お二人のための額縁のように彩られた樹々。
セントラルパークが、一年で一番輝く季節といっても過言ではありません。
ベセスダテラスの表情豊かな花嫁さま
ザ・モールの一本道から続く、神殿のようなベセスダテラスにたどり着きました。
趣を感じるレリーフで飾られた大階段。
格式高い結婚セレモニーを控えられているかのような、優雅なお姿です。
花嫁さまのお選びになったのは、ロングスリーブのマーメイドライン。
ボディラインにフィットして女性の美しさを引き立てつつ、生地の軽やかさを兼ね揃えたデザインです。
二種類のベールを日本から用意してくださった花嫁さま。
より良いウェディングフォトにしようと考えてくださったお気持ちが嬉しかったです。
アーケード内では裾に刺繍の入ったベールで、よりクラシックな印象に。
重厚感のあるロングベールがベセスダテラスの雰囲気とマッチしていて、とても素敵でした♡
いつも口角が上がっている女性って憧れます。
伏し目がちな眼差しも魅力的。
ずっと見つめていたくなってしまうほど、表情が豊かな花嫁さまです。
ストリートライブをされているカルロスさんのギター伴奏付き。
お二人のエレガントなお姿は注目を集め、私が撮影するカメラの後ろには観光客の方が沢山集まっていました。
ツヤ感が上品なブラックフォーマルをお召しの花婿さま。
大人の余裕を感じさせるお姿です。
アーケードの外には、広々とした噴水広場が。
ドレスの裾にも、ふんだんにロマンティックなレースが施されています。
ヘアセットとメイクはセルフでお支度されました。
アッシュベージュのヘアカラーと、ブラウンメイク。
トレンドをおさえつつ、花嫁さまの透明感を引き立てています。
こんなお茶目なポーズも、思い出に。
セントラルパークを代表するスポット、ボウブリッジ。
約3週間後には改修工事がはじまり、1年以上入ることができなくなってしまいます。
安全でさらにきれいになったボウブリッジを歩く日が、今から楽しみです。
まばたきするのがもったいないほどの瞬間。
セントラルパークを出てすぐのところにある、ダコタハウス。
かつてジョン・レノンが住んでいた、高級アパートメントです。
現在も世界中のセレブが住んでいますが、入居の条件がとても厳しいのだそう。
セントラルパークを後にして、次のロケーションに向かいます。
こちらの記事も、紅葉シーズンのセントラルパークで行われたウェディングフォトです。
ニューヨークらしさ全開の5番街
5番街にやってきました。
イエローキャブがちょうどよく背景に入るようにトライ。
ドレスの裾が映らない、上半身に寄ったショットを撮影していると…
「ちょっと待って」
街行くニューヨーカーが、ドレスの裾を直してくれました。
面倒見がよいニューヨーカーらしい、ほっこりする出来事。
セントパトリック教会前で、無事イエローキャブを背景に入れることができました。
ぐいっと前のめり気味なイエローキャブが、またニューヨークらしい。笑。
グランドセントラル駅の洗練されたウェディング姿
撮影開始から3時間半が経過し、あっという間にラストのロケーションです。
5番街から徒歩で、グランドセントラル駅に到着。
‘‘Absence sharpens love, presence strengthens it.‘‘
‘‘あなたがいないときに愛は研ぎ澄まされ、あなたといるときに愛は強くなる‘‘
イギリスの聖職者、トーマス・フラーが残した言葉です。
一緒にいないときにも、パートナーの存在を強く感じること。
お二人からは、お互いの心を強く優しくしてくれる絆を感じました。
撮影場所やポージングを下調べしてくださっていた花嫁さま。
ウェディングフォトの時間を素直に楽しんでくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
ドレスの素材が滑らかで、お姫様抱っこする手が滑りやすかったようです。
そんな小さな出来事も、お二人の笑顔の材料に。
洗練されたお姿に、ファインダーの向こう側から見とれてしまいました。
メインコンコースの天井画は、グランドセントラル駅の代名詞。
12の星座と2500もの星が、金箔で描かれています。
人波の中でも、ひと際かがやくお二人。
ドア越しに見つめあうお姿も、パチリ。
グランドセントラル駅の外に出てきました。
パークアベニューの高架橋とイエローキャブを背景に。
半日がかりのウェディングフォトの締めは、弾けたポーズで決めていただきました。
結びに…
色とりどりの樹々に魅せられた、ニューヨークのウェディングフォトが結びを迎えました。
パートナーの楽しみを分かち合い、思い出を深められるお二人。
ニューヨークの思い出作りのお手伝いをさせていただき、ありがとうございました。
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