ニューヨーク在住の日本人カメラマンが、あなただけの前撮りフォトウェディングやファミリーフォトを撮影するHiroko Photo Studio。
今回は、秋色が次第に濃くなってきている9月のニューヨークで、前撮りフォトウェディングのご紹介です。
朝日を浴びたブルックリンブリッジからはじまり、DUMBOエリア、セントラルパーク、ニューヨーク公共図書館を巡りました。
ベセスダテラスに降り立つ花嫁さまは、ゴシップガールのブレアのような優雅さ。
ほのぼのとしたお二人とニューヨークの思い出を刻んだ前撮りフォトウェディング、どうぞご覧ください。
Hair & Makeup:Hiroko Sacripante
Photographer : Hiroko Photography
ブルックリンブリッジの気品あふれる花嫁さま
この日の前撮りは、朝日が昇るタイミングのブルックリンブリッジから始まりました。
ブルックリンブリッジに朝を連れてきてくれた日の光。
爽快な早朝の空気を胸いっぱいに吸い込んだ、花嫁Mさまです。
インスタグラムでご覧になった私のウェディングフォトを気に入ってくださった花嫁さま。
前撮りのために、ニューヨークにお越しくださいました。
お二人と見た朝日も、一期一会。
このご縁に感謝して、今日を迎えました。
裾のレースに目を奪われるマーメイドラインのウェディングドレス。
甘くなりすぎることなく、花嫁さまの可憐さを存分に引き出しています。
レースで縁取られたバックライン。
後ろ姿からも、花嫁さまの気品が感じられるデザインです。
花婿Sさまは、そこにいてくださるだけで安心できるような、ほっとするような、そんな心和むお人柄です。
ザ・ニューヨークなアイテムも、お二人だけの思い出作りの名脇役。
DUMBOを巡るエレガントなウェディング姿
ブルックリンブリッジを降りて、橋のふもとに広がるDUMBOエリアへ足を運びます。
DUMBOは、至る所でアーティストに描かれたグラフィティウォールが楽しめる場所。
いつ来ても、アートな雰囲気に感性を刺激されます。
レンガ造りのビルの隙間からひょっこりと顔を出しているのは、マンハッタンブリッジ。
イーストリバーにかかる3つの橋の中では一番新しく建てられましたが、とはいっても1909年開通。
100年以上の歴史があります。
ブルックリンブリッジの陰に隠れがちなマンハッタンブリッジ。
ですが、観光客でごった返すブルックリンブリッジよりゆっくりできるので、地元ニューヨーカーはマンハッタンブリッジのお散歩を好まれる方も多いようです。
マンハッタンのスカイラインと、ブルックリンブリッジを一度に眺めたい方にもお勧めのスポット。
お時間のある方は、行きをブルックリンブリッジ、帰りをマンハッタンブリッジで歩かれてみると違った景色を楽しめます。
落ち着いたお人柄のお二人。
ピシッと決まったポージングや表情よりも、リラックスしたいつも通りのお二人を記録に残したいというご希望でした。
お二人ともスッと背筋が伸びていらっしゃるので、そのままでも凛としたお姿です。
しなやかなドレープの美シルエット。
柔らかな生地と光沢に魅せられます。
花嫁さまは気配り上手。
小さなことにも幸せを見いだせる、心の豊かさをお持ちです。
惹き込まれる、深みのある眼差し。
目を見て丁寧に話しかけてくださるお姿が、心に残っています。
上品でかしこまりすぎないグレーのフォーマル。
気取らないお人柄の花婿さまに、よくお似合いです。
ゆるふわなシニョンスタイルが、ドレスと相まってよりロマンティックに。
シースルーバングで、抜け感のあるウェディングヘアです。
DUMBOエリアの秘密の隠れ家、Max family garden。
19世紀にタバコ倉庫として使われていた壁が、絶好の休憩ポイントになってくれます。
“Hope sees the invisible, feels the intangible, and achieves the impossible.“
“希望は目に見えないものを見させ、触れられないものを感じさせ、可能でないものを達成させる。“
ヘレンケラー の言葉です。
お二人の出逢いは、希望のはじまり。
ベセスダテラスでゴシップガールの名場面を彷彿
ブルックリンを後にして、むかった先はセントラルパーク。
ベセスダテラスの大階段で、エスコートされる花嫁さまです。
ニューヨークが舞台のドラマ・ゴシップガールの名場面を彷彿とさせるお姿。
ゴシップガールでヒロイン・セリーナの親友ブレアも、ベセスダテラスで結婚式をあげました。
カチューシャがトレードマークのブレアは、ドラマで1、2を争う人気。
自立心が強く、ファッショナブルで、上品。
ビジューのカチューシャがお似合いの花嫁さま、ブレアのウェディング姿に重なります。
芍薬のアーティフィシャルフラワーブーケ。
芍薬ブーケもブレアが結婚式に使われたことがきっかけで、世界中のブライドの間でトレンドとなりました。
芍薬の花言葉は、「恥じらい」。
清らかな花嫁さまにピッタリのブーケです。
ヨーロッパの歴史深い教会のような、ベセスダテラスのアーケード。
ニューヨークにいながら、異国情緒を感じられるスポットです。
アーケードから外に出ると、噴水広場が広がります。
お二人に降り注ぐ、祝福のシャワー♡
ボウブリッジで出会ったワンコもゲスト出演
ベセスダテラスからつながる、湖のほとりにやってきました。
ワンコ好きの花嫁さま。
ワンコが参加してくれた、こちらのウェディングフォトを覚えていてくださいました。
ボウブリッジでお散歩中のワンコたちを発見。
急きょ、ゲスト出演してもらいました。
ママに「stay~stay~…」と言われても、「何、何~」と好奇心旺盛に近づいてきてしまうワンコ。
愛らしいワンコたちに癒されたワンシーンです。
セントラルパークに、自由の女神が散歩中!?
キュートなバックショットに、笑みがこぼれます。
お二人への想いを写真に込めたNYPL
セントラルパークから、マンハッタンの中心に移動。
締めのロケーションにふさわしい、ニューヨーク公共図書館にやってきました。
New York Public Libraryを略してNYPL。
ニューヨークの知のデータベースとしての役割もさることながら、ボザール様式の荘厳な外観は一見の価値ありです。
1911年の開館から、ニューヨークの数々の出来事を目撃してきた二匹のライオン像に挨拶してみてくださいね。
今日は、花嫁さまが主役の一日。
世界中で一番きれいな自分を、堪能してください。
花嫁さまの近くにいると、お花が咲いたかのようなあったかい気持ちになるのはどうしてなのでしょう…?
「できあがった写真だけではなく、撮影の瞬間自体が大切な時間となりました」
私の心を強く支えてくださる花嫁さまのお言葉を、胸に刻み付けます。
時を忘れさせる、純白のベールに包まれた花嫁さまのほほえみ。
半日におよぶ撮影もフィナーレ。
和やかなお二人とご一緒出来て、あっという間に感じられました。
撮影後、言っていただいた
「楽しかった」
シンプルだからこそ心に染みわたるお言葉、感謝いたします。
結びに…
一年で一番良い季節を迎えたニューヨークを巡った、前撮りフォトウェディングが結びを迎えました。
ビジューのヘッドアクセサリーに、自由の女神帽。
いつも通りの笑顔でいられるアイテムと一緒に、ここにしかない前撮りフォトウェディングが生まれました。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
Hiroko Photo Studioでは、
ウェディング、ファミリーフォト、ロケーション七五三フォト、出張ニューボーン、マタニティフォトなどをご提供しております。
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