ニューヨーク在住21年の日本人カメラマンが、あなただけのウェディングフォトやファミリーフォトを撮影するHiroko Photo Studio。
今回は、3月のニューヨークで行われた、ウェディングフォトのご紹介です。
見事なステンドグラスのリバーサイド教会で開かれた、家族だけの結婚セレモニー。
その後は、グランドセントラル駅、タイムズスクエア、Radio City Music Hall前を巡りました。
花嫁さまの仕草が気品にあふれていて、まるでロイヤルウェディングのよう。
心を寄せ合うお二人の人生の門出を記録したニューヨークのウェディングフォト、ぜひご覧ください。
Wedding planner : Etsuko Planning
Bouquet : Ajara NY
Vanue : Riverside Church
Photographer : Hiroko Photography
ステンドグラスの光に包まれたリバーサイド教会
3月の穏やかな昼下がり、ニューヨークのリバーサイド教会で結婚式が開かれました。
一歩一歩踏みしめるような足取りの花婿さま。
続いて、お母様にベールダウンされた花嫁さまの入場です。
お父様に腕をひかれる花嫁さま。
どんな時も味方でいてくれるご家族への想いに、胸がいっぱいになります。
主役のお二人が大聖堂の下に揃いました。
新しい家族が誕生する瞬間です。
大聖堂に響き渡るゴスペルの生歌。
お二人とご家族の心に染みわたります。
今回、ウェディングプランナーを務められたのはEtsuko Planning。
ゴスペル歌唱などの手配は、あらかじめ相談して決められていきます。
リバーサイド教会といえば、柔らかな光がもれるステンドグラス。
入場の際、目の前に広がるステンドグラスは、心を奥底から揺さぶられたような感動をもたらします。
永遠に共にいることを約束した瞬間。
ご家族に祝福されながら歩くバージンロード。
新たな旅路の始まりです。
バージンロードに流れるロングベールも、なんだか名残惜しそうですね。
アメリカの結婚式は、とてもシンプル。
大切なことが短時間にギュッとまとまっています。
リバーサイド教会は、宗派を問わず結婚式を挙げられる寛容な教会。
海外ウェディングでお越しの方も、多く受け入れられています。
こちらの記事も、リバーサイド教会のウェディングフォトです。ぜひ、ご覧ください。
セレモニー後のフォトセッションへ。
お二人の洗練された所作が、ロイヤルウエディングを彷彿とさせます。
花嫁のMさま。
言葉選びが丁寧で、まわりにいる方々を心から大切にされていることが伝わってきました。
花婿のSさま。
花嫁さまの幸せを一番に優先される、思いやりにあふれたお人柄です。
神聖な空気を醸し出す、ドーム型のロビーでの一枚。
リバーサイド教会はモーニングサイドハイツ地区に位置し、近くにはコロンビア大学があります。
北米の教会で一番の高さを誇る塔がそびえ、頂上で景色を楽しむためには145段の階段を登らなければならないそう。
ベールの下で、じんわりと広がっていく喜び。
最後は、ご家族にバブルシャワーで見送られました。
ご家族の温もりに背中を押されたお二人。
セレモニーの感動と共に、ロケーションフォトが始まります。
ウェディングティアラがきらめくグランドセントラル駅
まず向かった先は、グランドセントラル駅。
この日は3月のニューヨークにしては温かい気候でしたが、室内にいられるグランドセントラル駅は寒い時期のロケーションフォトに絶好のスポットです。
荘厳な空間に、優雅に舞うロングベール。
子供のような純粋な花嫁さまの笑顔。
ウェディングフォトのご依頼をいただく際に、
「恥ずかしがりやなので、ポーズをとれるか自信がない…」
といった不安を抱く方もいらっしゃいます。
でも、その点は心配ご無用。
私たちクルーも、お二人の気持ちが開放されるように努めますし、
大抵すぐにこのシチュエーションに慣れ、楽しんでいただけるようになります。
揺れるベールの躍動感、何十年後もこの瞬間を思い出していただけますように…。
ウェディングドレスは、クラシカルなAラインをお選びになられました。
ウェストラインにフィットしたくびれから、ボリュームのあるチュール。
上品かつ華やかで、花嫁さまの雰囲気によくお似合いでした。
同じ方向・同じ時間の乗車券。
お二人の希望あふれる未来にたどりつきます。
花嫁さまに優しく話しかけられる花婿さま。
お二人のご様子に、胸がほっこりしました。
すっきりとまとめたシニョンヘアに輝くビジューのティアラ。
首元のネックレスは、花婿さまのプレゼントです。
洗練された小物たちが、ウェディングドレスの輝きを引き立てています。
お二人の絆を証明する、薬指に輝くリング。
グランドセントラル駅とタイムズスクエアを結ぶ地下鉄「シャトル」に乗って、次の目的地に向かいます。
お二人が主役になれるタイムズスクエア
日の暮れたタイムズスクエアに灯りがともりました。
世界中から集まったエネルギーがみなぎるスポット。
えんび服をお召しの花婿さま。
えんび服は別名イブニングコートと呼ばれ、男性の正礼装です。
花嫁さまをエスコートするのにふさわしい、格式高い装い。
様々な背景を持つ人々が交差する街並みを、しっかりと手を握って進むお二人の歩み。
ピンクを基調とした可憐なクラッチブーケ。
緑の葉が揺れて、アクセサリーのような華やかさを感じさせます。
タイムズスクエアの代名詞、赤い階段。
正式名称はRuby-Red Stairsというそうです。
ずっと昔からあるように思える有名なスポットですが意外に歴史は浅く、完成したのは2008年。
この階段の下はTKTS(チケッツ)という、ブロードウェイのチケット売り場になっています。
ここに座れば、だれもが主人公になれる場所。
ニューヨークにお越しの際は、ここからのタイムズスクエアの景色を楽しんでみてください。
毎日がお祭りのタイムズスクエアで、お二人のとびきりの笑顔を記録しました。
RADIO CITY MUSIC HALLの夜景に照らされたお二人
タイムズスクエアから徒歩圏内の、Radio City Music Hallへ向かいます。
ニューヨークの真ん中で開かれた舞踏会。
ネオンの街並みまで満喫できたウェディングフォト。
結束力の強さを感じるお二人と過ごさせていただいた、幸せな一日となりました。
結びに…
リバーサイド教会での結婚セレモニーから、ニューヨークの街に繰り出したウェディングフォトが結びを迎えました。
教会のステンドグラスから漏れる優しい光に導かれるように、お二人の未来が輝きあふれるものとなるようにお祈り申し上げます。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
Hiroko Photo Studioでは、
ウェディング、ファミリーフォト、ロケーション七五三フォト、出張ニューボーン、マタニティフォトなどをご提供しております。
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