ニューヨークで前撮りフォトウェディングや、家族写真を撮影しているHiroko Photo Studio。
今回は、秋深まるニューヨークで、前撮りフォトウェディングのご紹介です。
朝日さすブルックリンブリッジからはじまり、セントラルパークではベセスダテラスやボウブリッジなどニューヨークらしいスポットを巡りました。
セントラルパークのザ・レイクやザ・モールでは色づいた葉の残る樹々を背景に、エレガントなウェディング姿のお二人を記録しました。
艶めく黒髪にティアラが輝く花嫁さまの、前撮りフォトウェディングをご覧ください。
Hair & Makeup:Chisa Sakurai
Photographer : Hiroko Photography
秋風にドレスがなびくブルックリンブリッジ

この日の前撮りフォトウェディングは、日の出とともにブルックリンブリッジから始まりました。

本日の主役は、花嫁Yさまと花婿Rさま。
この日は気温がぐっと下がった寒い朝でしたが、お二人ともさわやかな笑顔で参加してくださいました。

上品で洗練された空気感のお二人。
あふれでる輝きに魅せられて、ため息がこぼれます。

物腰柔らかく、ふるまいが優雅な花嫁さま。
女優さんのようなオーラにドキドキしちゃいました。

花嫁さまのお選びになったウェディングドレスは、しなやかな曲線が魅力的なマーメイドライン。
軽やかで動きがでやすいなめらかな生地は、ロケーションフォトに最適なチョイスです。

すっとのびた首筋から背中のラインを、細やかなレースがエレガントに縁取ります。

落ち着いていて、品格を感じさせる花婿さま。

肩の力が抜けた、さわやかなネイビーのスーツがお似合いです。

静かに、ささやき合うようにお話しするお二人。
固く結ばれた手から、お二人の絆の強さがうかがえます。

ツヤツヤの黒髪をタイトにまとめたシニョンヘア。
シックでクラシカルな印象が、ニューヨークのウェディングらしい仕上がりです。

1883年に完成したブルックリンブリッジ。
その建設には、一人の女性が大きく関わっていました。
Emily Warren Roeblingは、建設中に減圧症にかかった夫を引き継ぎ、エンジニアとして尽力しました。
女性の社会進出がまだ広まっていない当時、夫の介護と子供の世話をしながら仕事をすることは、どれだけの苦労があったことでしょうか。
こうしたたくさんの女性の努力が積み重なり、現代につながっているんですね。

お二人の特別な一日にふさわしい、雲ひとつない青空。

クールなイメージのお二人ですが、こんなおちゃめなシーンも。
影まで、仲良しです♡

マンハッタンの金融街が視界に広がる、ブルックリンブリッジをふたり占め。

お二人の幸せオーラに、心がほっと温かくなりました。
ベセスダテラスで絵画のような一枚を

次のロケーションは、セントラルパーク。
まずは、ヨーロッパ調の装飾で知られるベセスダテラスにやってきました。

背中からつながるなめらかな曲線美に、ノックアウトです。

一生に一度の前撮りフォトウェディングを後悔ないものとするため、写真の目的をあらかじめ教えていただけると嬉しいです。
披露宴のペーパーアイテムやウェルカムボードに使いたい、二人の新居に飾るアートな一枚を残したい…など。
たとえば、披露宴のペーパーアイテムに使いたい場合、上の写真のように空間を大きく開けた構図を多めに撮ったりします。
目的によって撮り方も変わるので、ご希望をお気軽に相談してくださいね。

まばたきするのがもったいないくらいの瞬間を、思い出に残していきます。

花嫁さまは、ティアラを準備してくださいました。
ブルックリンブリッジのシックなイメージから、よりエレガントに。

セントラルパークがロケ地として使われた映画「魔法にかけられて」の主人公のような、プリンセスの登場です。
ティアラは、形や装飾によってイメージがガラッと変わるアイテム。
顔の形やドレスやヘアとの相性を見て選んでくださいね。
こちらの記事も参考になさってください。

新鮮な朝の空気を吸い込んで、リラックスした表情を見せてくださいました。

心の内側にある情熱を、そっと写真に切り取ります。

ベセスダテラスといえば、回廊内の荘厳な装飾。
雰囲気抜群の壁画を背景に、凛々しいまなざしの花婿さま。

これから始まるお二人のストーリーに思いをはせ、夢中でシャッターを切っていきます。

セントラルパークのオアシス、ベセスダの噴水。
冬季は水が止まります。

白と黒の世界だからこそ、花嫁さまの微笑みがまぶしい一枚。

“The fact is sometimes it’s hard to walk in a single woman’s shoes. That’s why we need really special ones now and then to make a walk a little more fun.“
“シングルウーマンの道は平坦ではない。だから歩くのが楽しくなる特別の靴が必要なのだ“
ニューヨークが舞台の大人気ドラマSATCで、主人公キャリーが言った靴にまつわる名言です。
華やかなレースからのぞくウェディングシューズで、ニューヨークの前撮りフォトを満喫された花嫁さま。

目を閉じてもまぶたの裏に焼き付いているような、絵画のようなお姿に息をのみました。
ウェディングティアラが輝くボウブリッジ

ロマンティックな雰囲気を味わえるボウブリッジにやってきました。

バイオリンの弓のようにしなやかなカーブを描くこの橋は、ビクトリアン様式のデザインだと言われています。
気品あふれるお二人、白い橋との相乗効果でより一層輝きます。

花嫁さまのみずみずしいほほえみをひとりじめする花婿さま、うらやましい♡
紅葉の残るザ・レイクで前撮りフォト

静かに水面が揺れるザ・レイクにやってきました。
大迫力の高層アパート群が目の前にのぞめる絶景スポットに、紅葉が残っていました。

何年たっても色あせない、心に刻む大切な思い出。

高級アパート「サンレモ」を望むチェリーヒルエリアをのんびりお散歩。
色づいた葉がウェディングドレスに舞い降りるザ・モール

アメリカニレが立ち並ぶ真っすぐな遊歩道、ザ・モールにやってきました。
ニレの木がアーチを作る心休まる散歩道です。

晩秋のセントラルパーク。
ニレの木の落葉がひらひらと舞う中、歩くお二人はとても優雅です。

冬の足音が聞こえるような肌寒さの中、辛い顔ひとつせずエンジョイしてくださいました。
お二人の門出にご一緒できたこと、とても光栄に思っています。
結びに…

秋の暮れにニューヨークを駆け抜けた、前撮りフォトウェディングが結びを迎えました。
紅葉のセントラルパークをバックにしたお二人のお姿は、絵画のような心に残る光景となりました。
お二人の大切な一日を形に残すお手伝いをさせていただき、ありがとうございました。
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