ニューヨークで前撮りフォトウェディングや、家族写真を撮影しているHiroko Photo Studio。
今回は、樹々が色づくニューヨークで、前撮りフォトウェディングのご紹介です。
ブルックリンブリッジ、DUMBO、セントラルパーク、グランドセントラル駅を巡りました。
ヴィンテージ風のドレスコーディネートで、ニューヨークでの前撮りを心から楽しんでくださった主役のお二人。
花嫁さまの流れるようなロングベールショットは、必見です。
Hair & Makeup:Hiroko Sacripante
Dress : adrienne`s since 1950
Bouquet : Elan Flower
Photographer : Hiroko Photography
ウェディングドレスが照らされたブルックリンブリッジ
この日の前撮りは、日の出とともにブルックリンブリッジから始まりました。
主役はこちらのお二人、花嫁Kさまと花婿Jさま。
早朝からの撮影でしたが、朗らかな笑顔と一緒に参加してくださいました。
やわらかな朝の光に包まれたお二人と、大切な時間を共有させていただきました。
裏表なくオープンマインドな花嫁さま。
明るいお人柄がにじみ出る、柔和な笑顔が印象的です。
立体感のあるレトロで細やかなレースに目を奪われるマーメイドライン。
朝日に照らされてほのかなシャンパンゴールドに色付き、花嫁さまのつや肌をよりいっそう輝かせます。
温和で親しみやすいお人柄の花婿さま。
穏やかな花婿さまにピッタリな、英国紳士のようなコーディネート。
えんじの蝶ネクタイが良いスパイスとなっています。
柔らかい色味のお衣装と、ふんわりとした朝の光が奏でる絶妙なハーモニー。
いつまでも見つめていたい光景に、夢中でシャッターを切っていきます。
観光客に人気のブルックリンブリッジ。
観光だけでなく、ブルックリンからマンハッタンへの通勤で数多くのニューヨーカーに利用されています。
こんな情緒あふれる空間が通勤経路なら、気分も上がりそうですね。
さりげなくも存在感のある、くすみカラーのウェディングブーケ。
秋のニューヨークにピッタリな配色で、花嫁さまの最高のアクセサリーになってくれました。
息の合ったお二人、撮影中も楽しそうにおしゃべりしてリラックスされています。
神々しい光の中から現れる、慈愛に満ちた表情。
やさしさの中に強さをあわせもつ凛とした瞳に、お二人の幸せな未来が映ります。
花嫁さまへの「大好き」があふれて止まりません♡
人気の抱っこショットですが、お二人のようにビシッと決めるのは意外と難しいんです。
ここで、きれいなポージングをするためのコツをひとつ。
抱っこ中の花嫁さまは、足を軽く曲げましょう。
ドレスの裾がふわりとして、全体に躍動感が生まれます。
あらかじめ、鏡の前で足の角度を練習してみると、本番のイメージがつかみやすくなりますよ。
秋の深まりとともに、空が高くすんでいくニューヨーク。
この晴れ渡る空のようにさわやかなお二人を、ブルックリンブリッジとともに記録できました。
ブルックリンでウェディングベールに包まれて
ブルックリンブリッジを降りて、アートの発信地DUMBOエリアにやってきました。
グラフィティと呼ばれる壁画アートが、数多く点在しているエリア。
お散歩しながら、お気に入りのグラフィティを見つけるのも楽しいですね。
色鮮やかな背景で、感性がくすぐられる一枚。
Empire Storesは、おしゃれなショップが立ち並ぶ商業施設。
廃墟となっていた倉庫をリノベーションして生まれ変わった、ブルックリンの人気スポットです。
潮風が香る海辺を歩いて、ブルックリンブリッジパークにたどり着きました。
ロングベールをつけた花嫁さまは、さらにエレガントに。
流れるようなベールが、見るものを惹きつけてやみません。
“If you want others to be happy, practice compassion. If you want to be happy, practice compassion.“
“人を幸せにしたいのなら、思いやりを学びなさい。自分が幸せになりたいのなら、思いやりを学びなさい。“
ダライ・ラマ14世のお言葉です。
お互いへの思いやりにあふれるお二人に、心が温かくなりました。
ブルックリンブリッジパークのランドマーク、Jane’s Carousel。
おとぎ話の世界に迷い込んだかのような光景です。
光を反射した宝石箱のようなメリーゴーランド。
ここでは、誕生日や結婚式などのイベントを開くこともできるんです。
ロングベールが揺れる、透き通るような美肌。
ファインダー越しにうっとりしちゃいました。
ベールに包まれた空間に、お二人だけの世界が広がります。
一緒にいるだけで心が躍るお二人の様子に、私まで楽しませていただきました。
紅葉のセントラルパークでウェディングフォト
樹々が色付き、深めく秋を感じるセントラルパークに移動しました。
まず訪れたのは、ドラマや映画のロケ地としてよく使われるベセスダテラスです。
回廊上の大階段でベールを揺らすお姿は、まるで大聖堂への入場シーンのよう。
回廊内でふんわり舞うベールショットも、大成功。
どんなポーズもひとつひとつ楽しみながらトライしてくださるお二人です。
さりげないポーズがお上手なお二人。
私もシャッターをおろすのが楽しくて。
でも、なかには緊張して体がかたくなってしまうのではないかと、不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に、ちょっとしたアドバイス。
上半身のどこかを曲げると、お二人のように自然で印象的な一枚を残せます。
詳しくは、こちらの記事もぜひご覧くださいね。
胸元にも繊細なレースがあしらわれた上品なドレス。
歴史あるブライダルショップ「adrienne`s since 1950」は、花嫁さまにピッタリの運命の一枚を見つけてくださいます。
きれいに整えられた口ひげが、どっしりとかまえた花婿さまの貫録を感じさせます。
ベセスダの噴水で、屈託なく笑いあうお二人にほっこり。
湖畔の樹々の紅葉が、お二人の額縁になってくれました。
セントラルパークの心臓部に位置するザ・レイク。
この紅葉シーズンは、この場所が一年の中で一番美しい季節かもしれません。
移動中に紅葉のきれいな場所があったので、思わすパチリ。
どの季節に来ても、違う表情を見せてくれるセントラルパーク。
何回来ても飽きない、癒しの公園です。
ウェディングヘアは、つやめく毛先が躍るハーフアップ。
絶妙なさじ加減のおくれ毛ときらめく小枝ヘッドドレスが、トレンド感を演出しています。
チャーミングな花嫁さまとほんわかした花婿さま。
お似合いのお二人とセントラルパークでの時間を満喫させていただきました。
グランドセントラル駅にベールがふわり
ニューヨークの玄関、グランドセントラル駅にやってきました。
荘厳な外観の駅を背景に、イエローキャブと一緒にパチリ。
市内の移動はUberが主流になりつつありますが、やはりイエローキャブはニューヨークの代名詞ですね。
こちらの歩道橋を背景にしたショットは、花嫁さまのリクエスト。
にぎやかなミッドタウンらしいロケーションです。
二人でいれば、そこが世界の中心。
駅の構内に入り、連絡通路でベールをふわり。
こちらのレトロで趣のある扉は、スタッフの方専用のエレベーターなんです。
エレベーター前でシャッターを切ろうとしたら、右の男性がちょうどエレベーターから降りてきました。
「Sorry!」
くすっと心和むふれあいでした。
広大なグランドセントラル駅は、ニューヨーカーの通勤の要として毎日25万人以上を運んでいます。
交通手段としての役割だけでなく、様々なショップやレストランを併設。
ホリデーシーズンには毎日100万人以上が訪れます。
恋人たちの待ち合わせ場所のメッカ、メインコンコースの時計台前。
様々なドラマが起こるこの場所も、今この瞬間はお二人の舞台です。
ティファニーブルーの天井に、金箔で描かれた星座たち。
星たちも輝くお二人をそっと見守っています。
アメリカらしい星条旗の前でも、思い出を切り取ります。
早朝からの撮影でしたが疲れの色も見せず、最後までやわらかな笑顔で参加してくださいました。
私のインスタグラムをチェックしてくださり「こんな写真が撮りたい」と、今日という一日を楽しみにしてくださっていたお二人。
お二人の大切な一日にご縁をいただき、光栄です。
むすびに…
秋深まるニューヨークを巡った前撮りフォトウェディングが結びを迎えました。
アンティーク風のコーディネートがお似合いのお二人。
お二人の門出を、形に残すお手伝いをさせていただきありがとうございました。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
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