ニューヨーク在住20年の日本人カメラマンが、唯一無二のファミリーフォトやウェディングを撮影するHiroko Photo Studio。
今回は、新緑のニューヨークで行われた、ファミリーフォトのご紹介です。
セントラルパークの名所と、アッパーウェストサイドをお散歩しながら巡りました。
セントラルパークではご家族を囲む満開のツツジが。
1年半前にもセントラルパークでファミリーフォトを撮影させていただいたご家族に、生後5か月の弟くんも仲間入りです。
お子様の成長の節目を記録したニューヨークでのファミリーフォト、ゆっくりご覧ください。
ベセスダテラスで1年半ぶりの再会
この日のファミリーフォトは、早朝のセントラルパークで待ち合わせしました。
パパとママ、男の子ふたりの4人家族です。
お兄ちゃんのKくんは、3歳半。
弟のSくんは生後5か月です。
お兄ちゃんが2歳の時に、まだ3人だったご家族のファミリーフォトを撮影させていただきました。
弟くんの生まれた記念としてご依頼いただき、再びのご縁に感謝の気持ちでいっぱいです。
驚いたのは、1年半ぶりのお兄ちゃんの成長。
お手伝いまでしてくれる、親切な男の子になっていました。
こちらの記事は、2歳のお兄ちゃんが懐かしいファミリーフォトです。
新緑が生い茂る、ベセスダの噴水広場に家族みんなで腰掛けました。
心地の良い5月のニューヨークはベストシーズン。
セントラルパークは、植物たちのエネルギーに満ちています。
活発に寝返りしたり、ハイハイするようになると、どんどん締まってきてしまうこのまんまる感。
思い残すことがないくらい、プニプニしておきましょう。笑。
お兄ちゃんは、撮影を思いきり楽しんでくれました。
走って、跳んで、笑って。
お兄ちゃんがいてくれて、笑いの絶えない時間が送れました。
何にもとらわれず、感じたまま、心のまま。
大人が忘れてしまった、大切なモノが詰まっている小さな体です。
お兄ちゃんの背中を追いかける弟くん。
もう少ししたら、一緒に遊んで、イタズラして、怒られて。
師匠がすぐそばにいて、ラッキーだね。
お気に入りの帽子を見せてくれて、ありがとう♡
パパとママは、お子様たちの港。
何をしても揺るがない、安心できる膝の上で育まれるご兄弟です。
ツツジの花咲くセントラルパークで
ベセスダテラス脇の階段で、満開のツツジに出会いました。
ピンクのツツジの花言葉は「愛の喜び」。
愛する人に出会えたら、それだけで人生は輝きます。
5か月前に産まれたばかりの弟くん。
のほほんとしたそのしぐさに、癒されっぱなしです。
僕も入れてー!
そうだよね、おにいちゃんがいなくっちゃ。
元気印のお兄ちゃん。
私たちにも、屈託のない態度で接してくれました。
ニュートラルに闘いごっこが始まります。笑。
今日はセントラルパークで、ウォーキングイベントが開催中。
並木道は人がいっぱいだったので、脇道にそれました。
ベンチに座って、おやつタイム。
弟くんも早く食べられるようになるといいね。
みんなで食べるおやつはおいしいよ。
「ママにぎゅってされちゃった、エヘヘ」
ほんわかほっぺの弟くん。
お兄ちゃん、とりあえず走る、走る!
わあ、早い!
1年半前は、まだよちよちの残る足並みだったのに。
育児業は、ときに過酷さを強いられます。
特に初めは、寝る時間が削られ、ゆっくりする時間もなく、食事がとれないこともしばしば。
対価は、この笑顔だけ。
でも、それだけで十分満たされるから、愛って偉大です。
マンハッタンの高層アパートが見える原っぱで
お散歩しながら、芝生エリアへたどり着きました。
ホワイト&デニムのリンクコーデがさわやかです。
お子様の気持ちを尊重し、後ろからそっと見守るパパとママ。
目は高く、頭は低く、心は広く。
穏やかで謙虚なお人柄に、同じ親として学ばせていただきました。
子育てをしていて、感動したこと。
親が笑えば、子供って笑ってくれるんです。
自分の心の鏡なんだと、改めて実感。
そう分かっていても、しかめっ面になってしまうときもあるけれど、自分がなるべく笑っていられるように時には手抜きしちゃいましょう。
「見て見て!
僕、一人で首が持ち上げられたよ」
真剣な表情が愛おしすぎます。
「でも、もう限界~!」
ちょっとずつでいいんだよ。
ゆっくり大きくなっていこうね。
寝返りしたくて、バタバタするあんよ。
今は、立ち上がるための準備期間。
すべての動きに意味があって、力をつける特訓をしているんだよね。
「お兄ちゃんが隣にいるから、大丈夫…」
「やっぱり無理~!!」
早く大きくなってほしいけど、このままでいてほしい。
こんな表情が見られるのも、今だけの大切な時間です。
楽しさが振り切ってしまったお兄ちゃん、ついに撃沈。
爆睡中のお兄ちゃんと一緒に、セントラルパークをあとにします。
ママと歩くアッパーウェストサイド
セントラルパークを出て、アッパーウェストサイドに到着です。
お兄ちゃんは、しばし充電中。
ベビーのころから、どんどんお顔が変わっていく幼児期。
でも、寝顔だけは産まれた日と同じあどけなさが残ってるんですよね。
あの頃のキミに会いたくて、真っ暗な部屋でスマホの明かりをかざして、寝顔を見ていたことがあったなぁ。
コロンバスアベニューの78丁目あたりは閑静な住宅街。
趣を感じるタウンハウスが立ち並ぶエリアです。
寝起きのお兄ちゃんは、もう少しパワーチャージが必要かな?
ブルーやブラウンなど色彩豊かで洗練された外装の住宅街は、隠れ家的な撮影スポット。
ファミリーフォトでは、ママに焦点を当てて撮ることが私の中の隠れたテーマ。
家庭の中では、ママはカメラマンになりがちです。
ママのスマホには、お子様の成長記録や、パパとお子様の思い出がたくさん。
でも、ご自分の写真はほとんどないことが多いんですよね。
ファミリーフォトでは、何も気にせず被写体になって欲しいのです。
お子様の気持ちに寄り添い、穏やかに話しかけるママ。
すっぽりと腕の中におさまるサイズ感も、大人しく抱っこされていることも、今だけの期間限定です。
目が覚めてきたお兄ちゃんが再び入場。
今日のことは、記憶からこぼれ落ちてしまうかもしれないけれど、写真は大人になっても残ります。
大人になって少し疲れてしまったときに、今日の写真たちが心を強くするアイテムとなりますように…。
改めまして、2回目のファミリーフォトありがとうございました。
お子様たちの健やかなる成長と、ご家族皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
結びに…
無邪気な2人兄弟を記録した、ニューヨークでのファミリーフォトが結びを迎えました。
お兄ちゃんが自由に駆け回る姿に、未来への希望を感じずにはいられませんでした。
2回目のファミリーフォト、ご家族の節目を記録させていただき光栄です。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
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