ニューヨーク在住20年の日本人カメラマンHirokoです。
Hiroko Photo Studioでは、唯一無二の前撮りフォトウェディングや家族写真を撮影しております。
今回は夏本番のニューヨークで行われた、前撮りフォトウェディングのご紹介です。
日の出のブルックリンブリッジから始まり、セントラルパークのベセスダテラスとザ・レイク周辺を巡りました。
花嫁さまの手には、慎ましくも凛とした芍薬のクラッチブーケが。
ポジティブなエネルギーにあふれたお二人とご一緒できた、ニューヨークの前撮りフォトウェディングをご覧ください。
Hair & Makeup:maqhair
Photographer : Hiroko Photography
夏の風が通り過ぎるブルックリンブリッジ
この日の前撮りフォトウェディングは、日の出とともにブルックリンブリッジで始まりました。
主役は、花嫁Nさまと花婿Cさま。
フレンドリーで柔和なお二人です。
インスタグラムのウェディングフォトを気に入ってくださり、ご依頼いただきました。
花嫁さまは、優しさの中にも自分という軸をしっかりと持った女性です。
女性美をひきたてるマーメイドラインのウェディングドレスをお召しの花嫁さま。
デコルテのVラインを、エレガントな3Dレースが縁取ります。
ブルックリンブリッジは重厚な歴史ある橋ですが、歩いて約30分で渡ることができます。
ブルックリン側からマンハッタンに向かうルートは、マンハッタンの高層ビル群の絶景を楽しめるのでオススメです。
ただし、夜景の時間帯には大混雑するのでご注意を。
見とれてしまうほど、お似合いのお二人。
お二人の見つめる先は、輝かしい希望で満ち溢れています。
コロンとしたフォルムが可憐なブーケは、花嫁さまの手作り。
ブライズに人気の芍薬のクラッチブーケです。
ニューヨークが舞台のドラマ「gossip girl」のブレアも、ウェディングブーケに選びました。
花婿さまのひとめぼれから始まった、お二人の歴史。
出会いは、必然であり運命です。
肩ひじ張らない、さわやかなお衣装をお選びの花婿さま。
自分らしくいられる装いは、リラックスした表情を引き出します。
思慮深く、謙虚なお人柄。
花嫁さまを尊重する、思いやりにあふれています。
さわやかな夏の風が通り過ぎるブルックリンブリッジの上で、お二人の門出を記録しました。
芍薬ブーケが揺れるベセスダテラス
ブルックリンブリッジをあとにして、セントラルパークにやってきました。
荘厳な装飾が施された、ベセスダテラス。
壁画や天井タイルなど、まるで中世ヨーロッパにいるかのように錯覚してしまう異空間です。
ふわりと舞ったロングベールに朝の光が透け、奇跡のような一瞬。
‘‘Beauty begins the moment you decided to be yourself.‘‘
‘‘美しさは、あなたが自分自身になることを決めた瞬間に始まる。‘‘
ココ・シャネルのお言葉です。
花嫁さまのポジティブな姿勢に、良い刺激をいただきました。
お互いを認め合い支え合う、ベストパートナー。
ウェディングヘアは、ツヤツヤの長い黒髪を活かしたダウンスタイル。
さりげなくも存在感のあるヘッドドレスが華やかさを添えます。
どんな難しい問題が降りかかって来ても、二人なら手を取り合い乗り越えていける。
ご依頼の際、花嫁さまはお二人の詳しい自己紹介ファイルを送ってくださいました。
丁寧で分かりやすいだけでなく、こうやって丁寧に準備してくださる心意気に感動しました。
ウェディングフォトでは、カメラマンとの意思疎通を円滑にするために、簡単でもよいので自己紹介をすることをオススメします。
私の場合、趣味を教えていただけると嬉しいです。
例えば、カフェ巡りが趣味のご夫婦でしたら、
「あの雰囲気の良いカフェをロケーションに提案しよう」
など、ウェディングフォトをよりよいものにする助けになるからです。
回廊上の大階段を流れるロングベールとトレーン。
なめらかなその生地感は、思わず手を伸ばしたくなります。
自分の足で好きなところへ行き、欲しいものは自分で手に入れる。
自立した自分を確立したうえで、大切なパートナーと人生を共にすることをお選びになった花嫁さま。
花嫁さまの、結婚に対する思いの詰まった一枚です。
大階段の踊り場にも、鳥や植物が今にも飛び出してきそうな見事な彫刻が施されています。
大きな愛で、花嫁さまを包む花婿さま。
緑がいきいきと生い茂るベセスダの噴水広場。
夏のセントラルパークで、涼しさを求めたニューヨーカーが集まってきます。
ベールダウンしていても、隠しきれない花嫁さまのハッピーオーラ。
ベールの中のお二人の世界を邪魔したくないと思いつつ、夢中でシャッターを切りました。
ザ・レイクで見つめあうお二人
ベセスダテラスからつながるザ・レイクにやってきました。
湖にかかる、ロマンティックなボウブリッジ。
セントラルパークでも人気のスポットなので、いつも人があふれています。
観光で訪れる際には、比較的人の少ない朝の早い時間帯がオススメ。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。
女性の美しさを花に見立てた言葉です。
朝に花が開き夕方にはきっちりと花びらがとじる、咲き始めの芍薬。
その様子が慎ましく清らかで、ウェディングブーケに好まれています。
リラックスした自然な表情のお二人。
ウェディングフォトで緊張してしまうのでは、と心配な方もいらっしゃいますよね。
そんなときは、一度カメラの存在を忘れてパートナーの顔を見つめると心がほぐれてきます。
詳しくは、こちらの記事を参考になさってください。
湖のほとりで、まばたきを忘れるほどの瞬間に出会えました。
結びに…
ブルックリンブリッジとセントラルパークを巡った、前撮りフォトウェディングが結びを迎えました。
自分の軸で人生を歩んでいくお二人には、お互いが最強のパートナー。
自分達らしい幸せのカタチを表現するお二人に、新鮮な感動をいただきました。
改めまして、ご結婚おめでとうございます。
ニューヨークで唯一無二の思い出づくりをしませんか?
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