一生に一度のフォトウェディング。何ヶ月もかけて準備してきた大切な前撮りや後撮りの日。絶対に失敗や後悔はしたくないですよね。この記事では、意外と見過ごされている「撮影中にすること」についてお伝えしていきます。
このポイントを気をつけるだけで、カメラマンとのコミュニケーションもスムーズにはかれる=写真のクオリティもあがります。また、写真撮影にしっかり集中できるし、「大丈夫かな?きちんと撮れているのかな?」などの、心のモヤモヤもなくなります。
ではさっそく行きましょう!
場所ごとにカメラマンの写真をチェックさせてもらう
ずばりこれです。この時代、カメラマンはデジタルカメラで撮影しているはずです。ということは、撮影した写真を都度確認することができるはず。なので、確認させてもらいましょう。
え?そんなのこと?
と思ったそこのプレ花嫁さま!
これって意外と見逃されていることなんですよ~。
撮影中、いろいろ場所を移動しますよね? そのとき、それぞれの場所で撮った写真を花嫁花ムコさまに見せずに「オッケー!じゃあ次の場所に行きましょう~」と移動していくカメラマンさん、結構多いんです。
私もたまにやらかしています。
でも、それがトラブルや後悔のもとになることがあります。
例えば、移動用のスニーカーを履いたままだったりとか、100%満足のいく映えの表情で撮れていなかったり、前髪がちょろっと落ちてたり、ドレスの裾の持ち方がヘンだったり。そういう小さなミスがぽろぽろと。。。
カメラマンの複雑な心理はコレ
カメラマンが写真を見せずに次の場所に移動してまうのは、いくつか理由があります。
よくあるのが以下。
■写真を見せて、花嫁花ムコさまに微妙な反応をされるのが怖い。
■自分の写真が最高と思っているので口を挟まれたくない。
■後でがっつり編集するので途中段階で判断されたくない。
■頑張ってもイマイチいい写真が撮れなかったので次の場所に移りたい。
■とにかく時間が押している。
このあたりです。苦笑。
気軽に声をかけてみよう
しかし!お金を払って依頼しているのは花嫁花ムコさまです。
ここは勇気を振り絞って、「どんな感じで撮れてますか~?いけてますか~?」って、その場所その場所で、声をかけるようにしてください。
そして、カメラの裏面のスクリーンから写真を数枚パラパラっと見せてもらいましょう。
心の切り替えはなるべく早く!
撮った写真を数枚ざっと見せてもらって、どう考えても気になるところがあれば、その部分を改善して撮り直してもらいます(ドレスのシワ、ブーケの持ち方、崩れた前髪、イケてない表情など)。
でも、いちど撮りなおしてみて、やっぱり自分の思い通りにいかない場合は「問題はもっと深いところ」にあります。
なので、その部分にはもう執着せずに、次の撮影場所に移動しましょう。
「問題はもっと深いところ」にあるというのは、例えばこういう部分です。
■光がキラキラしていない=天気の問題
■躍動感がたりない=ドレスが大きくて物理的に動けない
■晴れているのに空が青くない=逆光で撮っているためその角度では空の色は映らない
■なんか思ってるのと違う=そもそも求めている写真が曖昧でカメラマンに伝えきれていない。
などです。
こういう時は負のループに入ってしまい、頑張っても結果が反映されません。
なので、気分を入れ替えて、次の場所に移動するのがベストです。
「そもそも求めている写真が曖昧でカメラマンに伝えきれていない」を防ぐための記事はこちら。
これを読んで実践することによって、自分の「好み」が明確になり、カメラマンに伝えられるようになります。
暗い、明るい、色がヘン!は心配しなくていいところ
撮った写真を見たときに、すごく暗かったり、逆に明るすぎたり、または色が真っ青だったり真っ赤だったりすることがあります。
それは編集工程でばっちり直るものなので気にしないようにしてください。
注目すべきなのは、ヘアメイクの乱れ、表情、衣装の乱れ、ポージング、このあたりの自分の努力で直せるものになります!
「どんな感じで撮れていますか~?」と声がけさせてもらって写真チェックするだけで、自分の表情や姿勢などがリアルに確認できます。
そこから改善できることもたくさんあるので、勇気を振り絞って、撮影中の写真はちょこちょこ見せてもらいましょう。
今回は「撮影中にすること」をお伝えしましたが、撮影前にできる準備ポイントもたくさんあります。
ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね!