撮影した写真の使い道を伝えましょう
あなたのフォトウェディング、前撮り、後撮りの目的は何ですか?
例えば、親戚やゲストを呼んで披露宴をしないので、二人が結婚した証拠を記録として残したい。
そして撮った写真を使って自分たちでアルバムを作りたい。
または、日本で挙式を予定しているので、ペーパーアイテムやウェルカムボードに使える素材を撮影したい。
それとも、お部屋に大きく飾れるアートのような写真を残したい。などなど。
写真は、アルバムやプリントなど、紙モノに印刷されて、日の目を浴びて、初めて成仏されるものだと私は思っています。
スマホの中の小さな画面だけで満足していても、デジタルデータはいつかどこかに埋もれて消滅します。
なので、撮った写真を「どういうカタチで印刷して楽しみたいのか」自分の目的をはっきりさせて、カメラマンに伝えましょう。
理由は、使用目的によってカメラマンの撮り方が変わってくるから
結婚式や披露宴を予定していなくて、フォトウェディングだけの場合、物語を作り上げる感じの撮り方になります。
後で美しいアルバムが作れるように、ブーケや指輪、ヒールなどのディテールショットや、花嫁さま、花婿さまのソロショットを押さえながら、ふたりの自然なカットを入れつつ、かっこいいキメショットも撮りつつ、バラエティ豊富に撮っていきます。
でも、結婚式でウェルカムスペース用のボードとか、ペーパーアイテムに使いたいです。という場合は、使いやすいように、希望の構図で(縦長または横長)文字を入れやすいように余白を残しながら撮ったりします。
あとキスシーンばっかりだと親戚とかおばあちゃんが見たときに「あらま(驚)」となるので、キスシーンじゃないパターンも、同じシチュエーションで撮ったりもします。
壁に飾るアートのようなお写真を求めている場合は、新郎新婦さまが求めている写真のイメージを熟考して、光と影をしっかり見据えて構図を確認しながら時間をかけて、、、という風に撮り方も変わってきます。
なので、写真のクオリティを上げるためにも、撮った写真の使い道は、撮影前に明確に決めておきましょう。
あなたの写真の使い道はなんですか?