NY在住二児の母アラフォーフォトグラファーの裕子です。とっくにNYに戻ってきていますが、まだまだアップしたい里帰りの写真があるのでアップしまーす。
そうそう、息子を公文の夏期講習に入れたのでした。学費、ニューヨークのKUMONの半分以下だったから。公文の山本先生、週二回の授業にぴったり付いてくる私に、毎回とても丁寧に「子供がどうやったら伸びるか」を説明してくださいました。
驚き&ショックだったのが、「日本語の絵本ではなく、英語の絵本をたくさん、たくさん、息子さんに読んであげてください」「アメリカ人のパパではなく、あなた、お母さんが読んでください」と念押しされた事。ここNYで妊娠出産し、日本語教育をがんばってきた私にとっては厳しい一言。
ハンタが小さい頃、英語の絵本を「よんで!」と私に持ってきても、「これは読まないよ。マミーは日本人だから日本語の絵本もってきな」と徹底してきたので(会話も同じ。英語で話しかけてきたら聞こえていないフリ。日本語に変えて話しかけてきたら返事をする)。でも、確かにそうやんな。ハンタはこれからNYの小学校、中学校へ通い、きっと高校受験も経験していく。その上で国語力というのは本当に大事やし、ハンタがNYのキンダーガーテン(年長さん)に通い始めた去年、改めて彼の「英語の国語力」の弱さに気づいたのも事実。まぁ、あくまでも他のアメリカ人の、英語しか話さないクラスメートと比べてなんやけど。当たり前っちゃあ当たり前。
私が思うに、息子のような5歳児の語学力のキャパは100%しかなくて、バイリンガルというのはその比率が違うだけな気がする。英語と日本語が話せるハンタは、英語60%、日本語40%くらい。日本語が書けて話せてすごいけど、日本の3歳児のような話し方&読解力。英語が話せて読めてすごいけど、アメリカの3〜4歳児のような話し方&読解力。このパーセンテージの合計を100%以上にできる年齢はまだ謎ですが、ハンタの負担にならないよう、ちょっと英語の比重を上げて、伸ばしていかないかんのかぁ〜と、息子との公文の帰り道、あぜ道を眺めながら思ったのでした。目から鱗でした。
じいじ、早く着替えなさい。のど自慢始まってもたし。