NYでバイリンガル育児:子どもが18歳になった時のビジョン

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こんにちは! NY在住17年のフォトグラファー、アラフォー二児の母のひろこです。

気軽にアップするはずが、長くなってしまった。汗。


子育てのゴールは、自立した人間に育てる。

、、、だとみなさん思うのですが、アメリカで出産&育児している私にとって、私の母語である日本語の教育&維持は、いつも悩むテーマです。

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今現在息子は7歳、娘は4歳です。彼らの母語は英語です。

子どもを出産してからずっと日本語で話しかけて、子ども達にも日本で話すようにモチベーションをあげながら生活してきました。

 

おかげさまで、母親である私に対して、日本語で話してくれるようになったし、年相応の日常会話はしっかり理解しています。

 

しかし。。。

 

読み書きどうしよう。

 

あんまり考えてなかった。

 

いや、考えてなかったというよりも、悶々と、ゴール設定ができず、息子が小学校2年生になってしまった。

 

そして何もできていない、、、というのが現状です。

 

息子が4歳の時に、ひらがなカタカナは教えました。2〜3ヶ月ですべて暗記して読めるように。

 

しかし年長さんになり、ニューヨークの現地校の、大量の宿題をこなすうちに、せっかく覚えたひらがなカタカナの維持はおざなりに。

(それまで毎日おこなっていた日本語の絵本の読みきかせも、英語力アップのためにすべて英語絵本に切り替え。ゆいいつ続けたのは、おたがい日本語で会話することだけ)

飛ぶように2年がすぎた今、悲しいかな、ひらがなは半分以上、カタカナはほぼすべて忘れてしまいました。涙。

 

 

日本語補習校に入れるという手もあるのですが、夫婦の仕事のスケジュール、そこに当てる教育費、本人のやる気と興味、里帰りの有無、親のコミットメントを考えると、優先順位から、はずれてしまいました。

 

 

7歳にしては考え方がマセている息子に、日本語の勉強したい?なんて聞こうものなら、「したくない」と即答するし、息子の言う事はオウムのように真似する娘は、同じように「日本語嫌い〜」という反応をします。

 

日本語は話すんやけどね、、、日本語=学校で勉強というアプローチは難しい。

 

うーんうーんと悩んでいても、しょうがないので決めました!

 

日本語習得の目標は(ダラララララ。ドラムロール)

 

 

子どもが18歳になった時=日本語の「読み」が小6レベルになっている。書けなくていい。パソコン変換で正しい漢字を選べたらいい。

 

これにしよ!

 

うん、これ。

 

とりあえず、これ。笑。

 

先が分からないと、年間計画も、月の目標も、一日にする事も決められず、時間だけが無駄にすぎている。

 

それだけは耐えられないので、とりあえず、ゴールこれにします。

 

なぜ小6レベルなのか。

 

それは、完全に私の個人的な判断です。なんの科学的根拠もないし、何かの教育的理念にもとづいたものでもありません。
今年知り合ったお友達の影響を受けただけです。爆。


私と同い年の彼女は、中学校1年生の時にアメリカに移住してきました。

 

アメリカで中学、高校、大学を卒業し、現在もアメリカ在住です。本当に綺麗な日本語を話すし、文章も上手だし、英語もペラペラで、申し分のない才女。

 

そんな彼女が「日本語は小学校6年生までの漢字が分かれば、文庫本は読めますよ。読み方が分からなくても意味が予想できるので」と、知的な笑顔を見せてくれたとき、はっはーん!と、思ったのです。

 

これでいこ!

 

ゴール設定はこれで。

 

正直、私が日本の国語の問題集を悩まず解けるのも、きっと小学校レベルまでやと思うし、いっても小学校6年生ってかなりのレベルやし、バイリンガルの子どもにとってはかなりハードルが高いはず。

 

18歳までに小6レベルの読み書きを〜と決めても、きっと私の話をまともに聞いてくれるのは小学校3〜4年生くらいまでよね?

 

だから、小学校4年生までに日本語の本を、簡単な絵本でもいいので、楽しく読めるように、もっていきたい。

 

そのための計画を立てようと思います。

 

幸か不幸か、私は漢字がめちゃくちゃ苦手です。小学校レベルの漢字ですら自力でかけないものが多いです。高校生になってもそうでした。頭に入ってこないのよ!

 

なので、子ども達に「漢字が書ける」ことは求めません。

 

これからの時代、漢字が美しく書けることや書き順の暗記にどういう意義があるのか不明。

実際40歳の私が社会に出て、評価されるようなシチュエーションで、手書きの文書を提出したことなんてないし。

 

モータースキル向上のための練習は、現地校で英語の文章をイヤっていうほど書かされるから、これ以上必要なし。

 

でも、子どもたちに、二カ国語以上話せる&読めることの強みは、感じてほしい。それが将来何かを始めるときの自信に必ずつながるから。

 

なので、具体的にどうするかというと、まず、親子で一緒に漢字のお勉強することにします。

 

さいわい子ども達は、部首の話が好き。

 

漢字教育で有名な、石井勲氏の著書に、子供用の部首のなりたちの本が何冊かあって、それを参考に、部首を少しづつ教えて、同じ様な部首の漢字を集めて、「虫へん」の漢字で昆虫あてゲームしたり、「けものへん」で動物あてゲームをしたり。

 

それをしたら喜ぶので、宿題の合間にそれを盛り込みつつ、、、今年の夏の里帰りで、小6レベルの問題集とか文庫本読んでみて、小学校で習う漢字をどうやって楽しく習得するか。もう少し具体的な計画を立てていこうかな。

石井勲先生の言葉をかりると、「漢字を教える」ではなく、「漢字で教える」。

これってまさに英語でもそうで、中学高校の英語の授業や、渡米してまもないころの語学学校の授業なんて、ほんまにほとんど意味がなかった気がする。

(私が、英語ペラペーラに憧れるくせに、英語嫌いだった、ということも大きいです)

渡米17年の私が、英語が一番伸びたな〜と思うのは、アメリカ人の彼氏ができて喧嘩をしたとき。爆。

とにかく自分の言い分を伝えるために必死で辞書を調べて、めんとむかって争っては負けるので、それは長い長いメールを送りつけたりしました。

現在過去未来形を間違えないように、超慎重に、論理立てて。

そしたら相手も負けじと、それはそれは長い怒りのメールを返してくるのです。しかも小難しいイディオム満載の。

怒り狂った、そういう感情で覚えた英語って二度と忘れない。

あと、「英語で」写真の勉強をした事も良かったと思う。

学生時代、ニューヨークでバーテンダーとして3年半働いて、文法があやしいの分かってるけど、「まぁ相手(客)は酔っぱらってるし」と思って気にせず英会話が楽しめたっていうのも、会話力の向上に大きく貢献しました。

話は逸れましたが、、、、

 

まぁ自分の子どもといえども、別人格の人間なので、どこまで日本語教育を進める事ができるか謎ですが、自分の漢字力向上もかねて、子どもの教育に関わりながら、細く長く続けていけたら嬉しいです。